
あんなに褒められてたのに、今やちょっと気まずい存在…
かつては「身長伸ばしたいなら牛乳!」「骨を強くするには牛乳!」と、さんざん持ち上げられていたこの白い飲み物。
学校の給食じゃ、主食・副菜・牛乳という謎の三角関係が当たり前でしたよね。
でも最近では、「牛乳は体に悪い」「飲まん方がええで」なんて声も聞くようになりました。
牛乳、いったい何したんや?どこで間違えたんや?
今回はその“汚名返上”のヒントを探っていきます。
「お腹ゴロゴロ事件」がきっかけ?
まず、多くの人が経験してるであろうこの現象。牛乳を飲むと、なぜかお腹がゴロゴロ言い出すやつ。
これは、「乳糖不耐症」ってやつで、乳糖(ラクトース)をうまく分解できへん体質の人に起こるんですわ。
特に、アジア系は大人になると分解酵素が減ってくるんで、そら牛乳とも距離置きたくなるのも無理ない。
で、そこに「飽和脂肪酸は体に悪い」「カルシウムは吸収率が低い」などの話が加わって、だんだん“扱いづらい飲み物”になってしまったわけです。
環境問題という強敵も登場!
時代はエコ。牛はメタンガスを吐くし、水も飼料もめちゃくちゃ食う。
「お前、地球に優しくないやん!」と、牛乳がサステナブル戦争の戦犯にされる始末。
そこへ颯爽と登場したのが、オーツミルク・アーモンドミルク・ソイミルクなどの“代替ミルク軍団”。
「こっちは植物性やで?胃にも地球にも優しいで?」という顔して、冷蔵庫の中で牛乳の居場所をじわじわ奪っていきました。
SNSでは「#プラントベースで行こう」とか「牛乳はもう古い」なんて投稿も見かけるようになって、白い液体界のヒエラルキーがひっくり返ったわけです。
ほんで、ほんまに悪者なんか?
ちゃうちゃう。悪者って決めつけたらあかんのです。
牛乳はたしかに「誰にでも合う完璧な飲み物」ではない。でも、良質なタンパク質とカルシウムが含まれた立派な栄養源です。
要は“向き・不向き”の話なんですわ。
「乳糖ダメな人はやめとこな」「でもいける人は、ええもんやで」っていう、グレーゾーンにいる誠実な飲み物やと思うんです。
まとめ:牛乳は今、再就職活動中
昔は“健康優良児の親友”として大活躍してた牛乳。今はちょっと風当たりが強いけど、「適材適所」って言葉がぴったりな存在です。
牛乳が悪いんやない。世の中が複雑になったんや。
今日も冷蔵庫の奥で静かに居場所を守ってる牛乳に、ちょっとだけ優しい目を向けてやってください。
「お前、昔はヒーローやったんやで」って、ね。
P/S
最近、家内が『牛乳』はあまり飲まん方が良いみたいなことを毎日のように言うんです。
個人的には、大好きな飲み物だけに、毎日コップ2杯は飲んでます。
何でそんな悪いもん売るんやろうと気になり、調べて結果が上記です・
どうぞ、参考にしてください。ちょっとした雑感でした。
↓ ↓ ↓

