原題:The Guns Of Navaron 製作国:アメリカ 製作年:1961年 上映時間:160分
ジャンル:戦争/アドベンチャー 映倫:G 私のおすすめ度:★★★★☆/4.3
この戦争巨編は、観ずには死ねない作品です。今は無き名優の勇士を是非ご覧ください!
作品情報・コメント
A・マクリーンの同名冒険小説を映像化。
錚々たるキャストと、重厚な演出が実にマッチした文字通りの娯楽大作で、J・リー・トンプソンの最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
幼きころ(9才)に母に連れられての鑑賞でしたが、映画を観てビックリでした。
子供心は格好良いな〜〜でした。
今回は三回目の観賞となりますが、今見てもなんの遜色もありません。まさにアメリカンエンタテイメントです。
J・リー・トンプソン監督は、ダイナミックな演出で、特攻隊が無事目的を達成するまでのドラマを完全に描ききっっています。
とりわけ目的地に着くまでの地理的・時間的問題を提示するくだりは説得力もあり、映画自体の緊迫感を盛り上げています。
ティオムキンの勇壮な音楽、当時のパノラマ的効果を生んだモリスの撮影も見事です。
時代的には、かなり古い作品なので、一部映像を見てもミニチュア丸わかりのシーンが、残念なところですが、これについては言うべきことではないでしょう。
いずれにしても、今作品の内容には、この当時の他の戦争巨編に肩を並べられる作品であり、今見ても迫力があり、素晴らしい作品だと感じます。
私にとって人生の思い出ともなり、とても懐かしいです!
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
第2次世界大戦中、エーゲ海のケーロス島でイギリス兵たちが生命の危機に瀕していた。
エーゲ海はドイツ軍に制圧され、加えてナバロン島の2門の大砲がイギリス軍による船舶の救出活動を阻んでいたのだ。
そこで、フランクリン少佐は、少数精鋭でナバロン島の絶壁を登って基地に潜入し、大砲を破壊するという作戦を立 てる。
そして、登山家のマロリー大尉や科学者でもあるミラー伍長などの5人が選抜され、少佐を隊長とする潜行チームが嵐の夜、ナバロン島へと向かう。(なんか格好良いうたい文句!)
作品データ
《キャスト》
出演:
グレゴリー・ペック/キース・マロリー大尉
デヴィッド・ニーヴン/ミラー伍長
アンソニー・クイン/アンドレア・スタブロス大佐 スタンリー・ベイカー/ブラウン無線兵 アンソニー・クエイル/フランクリン少佐
ジェームズ・ダーレン/パパディモス一等兵
イレーネ・パパス/マリア
ジア・スカラ/アンナ
《スタッフ》
監督:J・リー・トンプソン
製作:カール・フォアマン
原作:アリステア・マクリーン
脚本:カール・フォアマン
撮影:オズワルド・モリス
音楽:ディミトリ・ティオムキン
助監督:ピーター・イエーツ
公開情報:劇場公開(COL)
初公開年月:1961/08/15
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