原題:A Torinoi lo
 製作国:ハンガリー・フランス・スイス・ドイツ合作 製作年:2011年 
上映時間:154分 ジャンル:人間ドラマ 私のおすすめ度:★★★☆☆/3.0点

作品情報・コメント

本作品は、ハンガリーの巨匠、タル・ベーラによるもので、ドイツの哲学者ニーチェの逸話を元に、荒野に住む男とその娘、そして一頭の馬の運命を描いています。

彼はその他、「ヴェルクマイスター・ハーモニー」、「倫敦から来た男」などでも知られ、その特異な映画作りには高評価されているそうです。(知らんけど!)

物語は1889年のイタリア・トリノで始まります。

ムチで打たれた疲弊した馬車馬を見たニーチェが馬に駆け寄り、突如卒倒し精神的に崩壊する場面から展開しますが、この場面は無く、ただナレーションのみとなっていました。

その後、暴風雨の中に老人と馬が登場!

この衝撃的な出来事がきっかけとなり、物語は独自の進展を見せます。

まず、人生の終末とも言えるが時代を背景に、暗く重苦しい雰囲気を持っていて、モノクロの画調が物語の雰囲気を一段と強調。

登場人物は主に二人と馬で構成され、シンプルで地味ながらも深いストーリーが描かれてます。

ほとんど会話を交わさず、その変化の乏しい日常を6日間にわたり繰り返しますので、観てるほうはたまったもんじゃ無かった気もします。

2時間半以上の尺は、私には苦しかった!

美しいモノクロームの映像は「倫敦から来た男」を手がけた撮影監督フレッド・ケレメンによるもので、彼の芸術的な視点が作品に深みを与えています。

2011年の第61回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員特別賞)を受賞するなど、その独創性と美学が高く評価された作品です。

見終わって、「変な映画観てしまった!」って感じでしたが、とても印象的でした。

見どころなんて無く、ただ、淡々と進むんですが、何故か途中でやめようなんて思わなかったのがこの作品の素晴らしさ?かもしれません。

特に、毎日熱々のジャガイモの皮を手でむしって食すシーンが強烈に印象的だった。

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
荒涼とした大地が広がる人里離れた農場に、貧しい農夫とその娘が暮らしている。彼らの唯一の収入源は馬と荷馬車で、父は荷馬車仕事を、娘は家事をしている。

暮らしぶりは貧しく、毎日は限りなく単調。

熟練の動作と季節の変化、一日の時間によってリズムと決まりきった仕事が課されるが、その重荷が残酷にのしかかる。

日常生活には、時おり訪れる人々がいる以外、これといった事件は起こらない。
だが、その単調な日常に微かな異変が起こり始める。農夫は、この農場を去ることを決意する。

作品データ

《スタッフ》
監督:タル・ベーラ
脚本:タル・ベーラ、クラスナホルカイ・ラースロー
撮影:フレッド・ケレメン
音楽:ビーグ・ミハーイ

《キャスト》
出演:
エリカ・ボーク
ヤーノシュ・デルジ

配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2012年2月11日

爺さん頑張ってます!
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