作品解説・コメント

【邦題】ヘレン・メリル  ウイズ   クリフォードブラウン

昔々の話ですが、へレン・メリルは、この初アルバムが一世一代の傑作になってしまいました。

彼女歌声を一度聴くと忘れることのできない、ハスキー・ヴオイスです。

当時は“ニューヨークのため息”とあだなされたほどですから!そして、なんと言っても魅力はこのアルバムの2曲目です。

「You’d Be So Nice To Come Home To」に集約されるでしょう。

我が国でも、一時ブームになった曲ですから、きっと耳にしているはずです。テレビのCMにも使われたのですからね。

ただ、私思うにクインシー・ジョーンズのアレンジです。素晴らしい!ともいえないまでも過不足なく仕上がっています。

彼女の何とも言えないけだるいムード(ため息?)をご堪能ください。

また、共演のブラウンのラッパも彼女のムードにあわせた演奏。優しさと親しみを感じます。

その他、「ニアネス・オフ・ユー」ギル・エヴァンスとの「ドリーム・オブ・ユー」もエマーシ一時代の佳作だと思われます。

tunes&members

01.Don’t Explain
02.You’d Be So Nice To Come Home To
03.What’s New

04.Falling In Love With Love
05.Yesterdays
06.Born To Be Blue
07.’S Wonderful

Helen Merrill(vo)
Clifford Brown(tp)
Danny Bank(brs.bcl.cl)
Jimmy Jones(p)
Barry Galbraith(g)
OscarPelliford(b,cello)
Milt Hinion(b)
Osie Johnson.Bobby Donaldson(ds)
QumcyJones(arr)
Dec.22&25, 1954.NYC

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