万太郎は『日本植物志図譜』の最新号を準備中で、虎鉄の教師からの問い合わせに返信していた。そして、各地の教師たちからも標本や問い合わせが相次いで寄せられるようになる。
その様子を見ていた丈之助が、「新聞なら日本の各地で出ている。標本を送ってくれたら草花の名前を教える広告を出す」と提案し、万太郎は即座に行動に移す。
数年後、丈之助は新聞連載をまとめて成功し、講師としての職も得て新居に移り、周囲の仲間たちもそれぞれの道を歩んでいく。
万太郎は丈之助が使っていた部屋を標本室として使い、全国から送られてきた標本を整理していた。
槙野家では子供たちが成長し、波多野と藤丸が『日本植物学雑誌』と『大日本植物図解』の続編を持って訪れる。
彼らの訪問時、寿恵子が借金取りとの交渉に悩む場面も描かれる。（このシーンは面白く拝見！）
一方、佑一郎がアメリカから帰国し、土木工学の美と困難さを語る場面があり、万太郎は彼の言葉に感銘を受ける。
一方、女学校の廃止と聡子との対話を通じて、田邊は新たな方向性を見つけ、植物学への情熱を再確認する。
夏には新しい植物の標本が届き、田邊と万太郎がそれぞれ別々に調査を始める。やがて、田邊は新種「キレンゲショウマ」を発見し、学名を命名する。
田邊と万太郎の研究は進み、新種の発見が喜びをもたらすが、田邊は大学からの追放を受ける。
一方、徳永が帰国し、田邊との交代となり、田邊は植物学の世界から退く決断をする。
写真引用元；GREEN PIECE
以下で今週の動画見れます。
⇒ 第２０週「キレンゲショウマ」
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