原題:Deep Impact 製作年:1998年 製作国:アメリカ 上映時間:120分 
ジャンル:SF/パニック/ヒューマンドラマ 私のおすすめ度:★★★☆☆


「その時、人は何を選ぶのか──」
地球滅亡まであと1年。衝突するのは彗星か、人類の運命か。

作品解説・コメント

『ディープ・インパクト』は、いわゆる“地球滅亡系”パニック映画のひとつやけど、派手さよりも“人がどう生きるか”に焦点を当てた作品やと思う。

自分や家族があと1年で世界の終わりを迎えるとしたら、どんな気持ちになるやろう――そんな問いがじわじわ胸にくる。

中でも印象に残ったのは、モーガン・フリーマンの静かで威厳ある演説や、家族を見送るシーンの数々。泣かせにくる感じじゃないのに、気づいたら心を動かされてた。

ティア・レオーニ演じる記者のラストシーンも忘れられへんな〜。特別なことは起きてないのに、言葉にできない重さが残る。

この映画、パニックものやSFとして見るより、“終わりを前にした人の物語”として向き合うと、ちょっと沁みてくるんよね。

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
アメリカの高校生リオは、天文部の活動中に謎の天体を発見する。やがて、それが地球に衝突する可能性のある巨大彗星“ウルフ・ベイデン”であることが判明し、政府は極秘裏に対策を進めていた。

事実が公になり、世界は混乱と恐怖に包まれる。米政府は人類の存続をかけ、彗星の破壊と「選ばれた人間」だけを地下シェルターに避難させる計画を発表。

一方、宇宙では特別チームが彗星に向けて飛び立ち、地球を救うための命懸けの作戦が始まろうとしていた──。残された1年、人々は愛する者とどう向き合い、何を選択するのか──。

作品データ

《スタッフ》
監督:ミミ・レダー
製作:リチャード・D・ザナック、デヴィッド・ブラウン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ジョアン・ブラッドショウ
脚本:マイケル・トルキン、ブルース・ジョエル・ルービン
原案:マイケル・トルキン
撮影:ディートリッヒ・ローマン
音楽:ジェームズ・ホーナー
編集:ポール・シコリット

《キャスト》
出演:ロバート・デュヴァル(スパーキー船長)
   ティア・レオーニ(ジェニー・ラーナー)
   イライジャ・ウッド(リオ)
   モーガン・フリーマン(ベック大統領)
   ヴァネッサ・レッドグレイヴ、マキシミリアン・シェル ほか

原題の意味合い

原題の 「Deep Impact」 は、直訳すると「深い衝突」や「激しい衝撃」という意味。
でも、この映画のテーマを考えると、単なる「物理的な衝突(彗星×地球)」だけやなくて、もっと比喩的な意味も含まれてるんよ。

🌍 二重の“インパクト”を表してる1.
1.天体的な衝突(物理)→ 巨大彗星が地球にぶつかる=“deep”で“impact”な天災。
2.人々の心への衝撃(心理・感情)→ 終末を前にして起こる家族の決断、愛の再確認、死との向き合い方。

この“心に深く刺さる衝撃”もまた「Deep Impact」なんよ。つまり、「世界が終わるとき、人の心に何が深く残るのか?」っていうのを、タイトルで暗に語ってるわけやね。

なので、原題はなかなか洒落てるし、内容ともちゃんと響き合ってると思うで!
邦題もそのまま使われてるのは、正解やったかもしれんね。

世界のあちこちで、”紛争”や”戦争”が起こってるが、この事例のようなことも起こりかねない現在です。もっと違った観点で世界を見直した方がきっとええで!

爺さん頑張ってます!
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