原題:The Dressmaker 製作国:オーストラリア 製作年:2015年 上映時間:119分
ジャンル:ドラマ/コメディ/ミステリー  私のおすすめ度:★★★☆☆/3.5点

作品情報・コメント

「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワース、「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィービング共演によるオーストラリア製サスペンスドラマ。

もともとの邦題は「復讐のドレスコード」ってなってまして、原題が「THE DRESSMAKER」なんで、リベンジャーよりはドレスコードの方が良いんじゃないかな。

ケイト・ウィンスレットが銃を片手に復讐の血祭りにあげる…..!なんて思ってたんですが、どうもサスペンスと言うかミステリに近いのが現実でした。

人殺しの汚名をきせられて、故郷を追われた女が数十年ぶりに実家へ戻り、事の真相を明らかにする、というのが物語のメイン。

で、それがなんで、DRESSMAKERなのか?よう分からん!

主人公が服飾デザイナーだから、彼女の作るドレスが故郷の町で気に入られ話題になるんですね。

なぜか主人公は、自分を追っ払った街の女にドレスを作ってやるんです。

これがどう復讐につながって、町の人間を見返すンだなんて思ってると、いつしか恋物語に舵を切ったりなんかして。

ああ、これは免罪をテーマにしてるのか?ますますリベンジャーじゃないじゃん!と途中でつっこんぼけ突っ込みしてやろうかと。

ところがだ。 中盤でアクシデントがかの女を襲う。そこから急に女は人が変わったようになにやら画策しだす。

終わってみれば、ああ確かに復讐劇だったね、って感じなんです。

じゃあ前半の展開はいったいなんだ?ってのがこの作品最大の不可解さでした。チャンチャン!

ただ、ひとつ母親と主人公とのやりとりや、クロスドレッサーな警官の存在は、確かに面白かった!

動画とあらすじ

《あらすじ》
オーストラリアの田舎町。25年前に同世代の少年スチュワートを殺害した疑いをかけられて町を去った女性ティリーが、認知症になった母親の面倒をみるため、久々に帰郷する。

ティリーに不信感を抱く者も大勢いたが、彼女がデザイナーであることを知った町の女性たちは、ドレス制作を次々と依頼するように。

そんな中、ティリーは自分と同世代の男性テディと親しくなり……。(後は観てのおたのしみ!)

作品データ

《スタッフ》
監督:ジョスリン・ムーアハウス
原作:ロザリー・ハム
音楽:デヴィッド・ハーシュフェルダー
脚本:ジョスリン・ムーアハウス、P・J・ホーガン

《キャスト》
ケイト・ウィンスレット/ティリー(マートル)・ダネージ
リアム・ヘムズワース/テディ
ジュディ・デイヴィス/モリー・ダネージ
ヒューゴ・ウィーヴィング/ファレット巡査部長
キャロライン・グッドオール/エルスベス
セーラ・スヌーク

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