いつの日だったか、こんなことがありました。娘の進路のことです。と言っても彼女も30歳前半の立派な大人です。今は、日生レディースで頑張っています。
当時は若かったのでしょう。そのときお世話になっていた会社の事情でした。今思えば、その会社を辞めて良かったと感じています。
如何そのときの記録です。
今日、娘が急に私の事務所に来ましたが、「何ごとかいな?」
何のことはなく、なじみのカットサロンが、私の事務所の近所にあるそうで・・・。
それからお茶したのですが、そのとき出た話というのが・・・・。
最近、娘を含めその友人たちが、今後の将来に不安があると言い出すのです。
それで、行き着くところ「会社辞めようかな〜」なんて口にするのです。彼らは!
まあ、今の世間を見ていると解らんでも無いな!って言いましたが、今の多くの若者も、実際は、将来を見据えて就職などした人は、ホント一握りでしょう。
まあ、これが現状だと感じますが、とても悲しい話ですね!
とりあえず就職したものの、本当にまっとう出来るか、否かは皆目検討出来たものではないのです。
サラリーを頂いて、年齢が来たら会社を辞めるか、辞めざるを得ない状態になるかどっちかです。
一流企業に勤めておればそうではないかもしれませんが、特に娘が勤めているアパレル企業などは、今後どうなるか解らない不安定要素の強い業界です。
まだ、バイヤーや企画に属していれば、長い期間でも努めておれますが、いざ売り子さんにはその望みはないでしょう。
ちなみに、私もレディースファッションの某ナショナルチェーンに勤めていましたが、どうも肌が合わないので2年半努めて辞めてしまいました。
ただ、私の場合はどうしてもやりたいことがあったから辞めたのですがね。(今の職業)
だから、娘に言ってやりました。
「早々に今の会社を辞めて、次のステップへ行ったらどないなんや?」って。
今の彼らはこれといった目的もなく、ただ就業環境が面白くないことや、上司との確執に嫌感が走り、会社を辞めたと思ってるだけです。
しかし、ここで警告です!
会社なんてタイムカードを押してりゃ、なにがしでも金は頂けます。
そんなん辞めたらもったいない!ってのが私の持論でもありますが、頂けるものはしかり頂きましょう!
しかし、毎日面白くない仕事をしていると人間きっと能力が低下して、脳が働かなくなります。っていうか情熱がなくなりますよね。
ですから、まず将来の自分を想像してください。そしてやりたいことと、やりたくないことを考えてください。
そして、何者になるかもしっかり考えてください。
最後は、自分の適性です。
職業に対して好きか嫌いは、大切な要素ですから、成れるかどうかは解りませんがこのあたりを一度しっかり考えては如何でしょう。
そして本来の自分の目的や志が、しっかり見てきたときに諸先輩たちや両親に相談しても良いと感じます。
職業なんて適齢期などありません! 決めた日が再出発なのです。
以上ですが、こんな悩みを多くの若者は持っているはずです。私の場合は職人という道を選びました。おかげでこの歳になってもちゃんと食えてます。
人は必ず、その人に会った死後があるはずです。適正ですね。ですから、自分の道は自分で探すことなのですが、やはり若いと悩みます。
ここは両親が協力してあげれば良いのですが・・・・・。そうもか無ければ先輩方に聞く、友人に聞くなどして、早急に自分に合った仕事を選ぶと良いです。
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