涙あり、笑いありありは当たり前のドラマ、ただサスペンスタッチ?
原題:FRIED GREEN TOMATOES 製作国:アメリカ 製作年度:1991年 上映時間:130分
ジャンル:ドラマ 私のおすすめ度:★★★★☆/4.0点
作品情報・コメント
フライド・グリーン・トマトを名物とするカフェで働くイジーとルースに起こったの出来事をおもしろ、可笑しく、しかもサスペンスも加味されたヒューマン・ストーリー。監督:ジョン・アヴネット
1989年「ドライビング・Missデイジー」のジェシカ・タンディ、1990年「ミザリー」のキャシー・ベイツ、共にアカデミー主演女優賞に輝き、今回も登場!
もう、これは観るしかないとネットで探したが、全く配信は無く?結局ツタヤで借りることに!
話の始まりは、中年主婦エヴリン(キャシー・ベイツ)が、とある日(前後はありますが)、老人ホーム老婆(ジェシカ・タンディ)と出会い、そこから、50年まえにタイムスリップ!
兄の死によって心を閉ざしてしまった少女イジーと兄の恋人ルースとの交流の物語であり、イジーとルースと共に働く仲間たちのちょっと可笑しい?話が始まりました。
こういう運びって大好きなので、一気に観ましたね。時間が経つの忘れるほど熱心に観てました。そしてあっという間にラストでした。中身はあまり言えませんが、何とも言えない「ええ気持!」
思ったことは、これって単なるドラマではなかった様な気がします。ドラマで付き物の、涙、笑いは不可欠ですが、ちょっとしたサスペンスの流れが、自分には良かったかもしれません。
そこには、映画の娯楽的な要素が随所に散りばめられていて、しかも清楚と言うか、清純で、心が洗われるような気持になりました。
クスッと笑わせるし、グロっぽいところも…..。もう言わない方が!
って感じで、なんとも不思議な感じの作品でした。気持ち1987年「バグダッド・カフェ」を連想させるような心に染み入る作品でした。
作品中の「過去」に登場するのが、メアリー・スチュアート・マスターソンとメアリー・ルイーズ・パーカーも良かった。
そして、彼女らは「ホイッスル・ストップ・カフェ」という大衆食堂を開店させ、店は繁盛。その店の名物メニューが、『フライド・グリーン・トマト』というわけです。
嬉しかったのはラストシーンです。
「現在」のニニーことJ・タンディと、「過去」のM・S・マスターソン扮するイジー・スレッドグッドが、同一人物だったことをタンディの言葉で、映画はさりげなく紹介しますが、この辺りは、分かっていたんですが、上手い持って行き方のは頭が下がる。
絶対観てほしい!
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
C・ベイツ扮する主婦は横柄なご主人にいい加減うんざりしていた。そんな時ボランティアで行った病院で知りあったJ・タンディの老婆は物語の天才。自分の身の回りに起ったこととして語る、ある女性の話に彼女はどんどん引き込まれていく。
それは閉鎖的な30年代の南部の田舎町で、大胆に因習に逆らって、恋に生き、虐げられた黒人の
ためのレストランを開く勇気ある白人女性の話だった……。(Yahoo!映画より)
作品データ
《キャスト》
出演;メアリー・スチュアート・マスターソン、メアリー=ルイーズ・パーカー、キャシー・ベイツ
ジェシカ・タンディ、シシリー・タイソン、スタン・ショウ、クリス・オドネル
《スタッフ》
監督:ジョン・アヴネット
製作総指揮:アンドリュー・メイヤー、アン・マリー・ギレン、トム・テイラー、ノーマン・リア
原作:ファニー・フラッグ
脚本:ファニー・フラッグ、キャロル・ソビエスキー
音楽:トーマス・ニューマン
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