若き日のヘミングウェイが戦場で出会った看護師とのロマンス!

《作品解説とコメント》
文豪アーネスト・ヘミングウェイと、第一次大戦下のイタリアで彼と出会った看護婦の運命的な愛を描いた感動作。ヘミングウェイの小説『武器よさらば』のモデルになった女性の実話を綴っていたヘミングウェイの盟友ヘンリー・ウィラードの回想録をベースにリチャード・アッテンボローの監督・製作で映画化。
戦時下、人々の心に、愛が入り込む余地などなかった。しかし美しい看護婦と、若さと冒険心に溢れた勇敢な兵士が出会ったとき、ロマンスの花が開き、2人の人生を永遠に変えてしまった。主演、サンドラ・ブロックとクリス・オドネル。

戦争色はそれほど無く、序盤に塹壕での砲撃を受けるシーンや、野戦病院でのシーン程度です。むしろ、映画的な盛り上がりは、年の離れた二人の男女にフォーカスを当てています。あってはならないことが起こってしまった結果、そのすれ違い気味の恋愛が、辛くて痛くて、そして切ない気持ちがよく描かれていていました。とても感動しましたが…………..。
私思うに、サンドラ・ブロックっていう俳優さんは、この手の役には、合わないのかなっていうのが、実感です。やはり、キャピキャピのヤンキーガールが、お似合いと思います。しかし、こんなひたむきな彼女を見て素敵だ!とも感じましたね。(スピードのイメージ大!)
クリス・オドネルの演技もなかなか板にはまってました。18歳のヘミングウェーを地でやっていたようにも感じます。きっとヘミングウェイは、大人になっても子供の心を忘れなかったのでしょう。
作品としては、それほど大きな感動はなかったものの、BGMは何故か心に残り、まとまりのある良作だと思いました。
動画とあらすじ
作品情報
タイトル:ラブ・アンド・ウォー
原題:In Love And War
製作国:アメリカ
製作年度:1996年
上映時間:116分
ジャンル:戦争/ロマンス
《キャスト》
出演:サンドラ・ブロック,クリス・オドネル,マッケンジー・アスティン
《スタッフ》
監督:リチャード・アッテンボロー
製作総指揮:サラ・ライシャー
脚本:アラン・スコット,クランシー・シーガル.アンナ・ハミルトン・フェラン
音楽:ジョージ・フェントン
↓ ↓ ↓

