原題:Overlord 製作国:アメリカ 制作年:2018年 上映時間:110分
ジャンル:アクションホラー おすすめ度:★★★★☆(私的)

解説とキャプション

第2次世界大戦時、ナチス占領下のフランスの小さな村を舞台に、思わぬ敵と戦うはめになった米軍兵士の姿を描いたアクションサスペンス?いや、ホラー作品。

プロデューサーは、数々の話題作を手がけるヒットメイカーのJ・J・エイブラムス。監督は「ガンズ&ゴールド」のジュリアス・エイバリー。

話はというと、第2次世界大戦下の1944年6月。

ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、重要な侵攻作戦を担う米軍の落下傘部隊が送り込まれる。

なんとか、激戦を潜り抜けて経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔を爆発させるため、潜り込んでは見たものの。

地下の研究所にある謎めいた物体が………….。

キャプションは、「最後にでこれまで、誰も見たことのない敵と遭遇する」で終わっていた。

この、「誰も見たことのない敵と遭遇する」が、気になって鑑賞。初見だと思っていたが、2回目だと感じたのは作品途中。

後は、一気観でした。

終わってみれば、なかなかの作品と納得。題材は、アメリカ人が喜びそうなゾンビモノでしたが、ナチ映画の「ヒヤヒヤシーン」満載と言えないまでもあった。

ラストの変身したナチ将校と、それに続く伍長の行動もアイデアモノで良かった。そして、爆弾を仕掛けての脱出劇も見応え有り。

私にとっての見所ポイントは、やはり、落下傘部隊が、落下するシーン。
この辺りはよく目にするシーンで、ごく普通の戦争物って感じでしたが、このシーンが良かった。まさに戦争でした。

落下傘部隊を乗せた飛行機を襲う、地上からの高射砲や、機銃の攻撃は、さすがに見ていても迫力モノで怖かった。(見せ場)

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
ノルマンディー上陸作戦が開始された直後の1944年6月。連合軍の通信を妨害しているナチスドイツの電波塔を破壊するため、米軍第101空挺師団がフランスの村に送り込まれる。

ところが戦闘機が砲撃を受けて大破し、隊員たちは散り散りになって降下する。

新米兵士ボイスは何とかフォード伍長と合流し、村の娘クロエの案内で電波塔が設置された教会にたどり着く。その地下施設ではナチスが恐るべき人体研究を進めていた。

The Other

その他、この作品で気になったのは、アメリカ兵フォード伍長のワイアット・ラッセルです。実はカート・ラッセルのご子息でした。

役柄のその風貌もどことなく親父に似てるなって、感じてみてましたから。気になる方は、以下を参照してください。
ワイアット・ラッセル

それにもう一人、私の目にとまったのは、クロエ役のマティルド・オリビエでした。閑静な女性とお見受けしますが、演技も良かった。機銃をぶっ放す姿が最高でしたね。

活動は、2016年からと聞くので今後が楽しみの俳優さんです。

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