原題:
Rosemary’s Baby 製作国:アメリカ 製作年:1968年 上映時間:137分
ジャンル:オカルトホラー 私のおすすめ度:★★★★☆/4.1

作品解説・コメント

アイラ・レヴィン原作によるベストセラー小説を映画化した、ホラー映画の最高傑作。主演はミア・ファロー。共演にジョン・カサヴェテス。

ロマン・ポランスキー監督は出演スターそれぞれから、見事に魅力を引き出している。そして、おせっかいな隣人役を演じたルース・ゴードンは、この映画でアカデミー賞助演女優賞に輝いた。ン〜!

《コメント》
私には久しぶりのミア・ファロー。

彼女の唄うテーマ曲とベリーショートにした髪型を観ていると昔のこと思い出します。

悪魔と言う題材は、キリストとともに欧米の作品には、よくありがちなテーマですが、我々日本人にとっては、やはりピン来ないし、理解しがたい。

見どころとしては、物語の途中からすべてがローズマリーの妄想なのか!

それとも本当に何か陰謀めいたことが起こっているのかが、はっきりしなくなってしまうところです。

逃げられない、味方がいない、という状況での怖さがじわじわ襲ってきます。

私も、どのキャラクターを信じていいのかよく分からなくなってしまいました。

オカルトホラー映画の傑作。

この意味で本作品で思い起こされるのは、黒澤明監督の「羅生門」。

最後に感動したことは、ラストで悪魔の赤ん坊を見たローズマリーも表情でしたね。

大げさに取り乱し、かなり抵抗しているにもかかわらず、数分もしないで悪魔の赤ん坊の面倒を見るしぐさでした。そして「END」。

やはり彼女も母親なったということでしょう。

しかし、その彼女の心境の変化がしっかり描かれていないんが、残念。必要無かったのかもしれませんね。

ただ、ポカンとしたまま不思議な印象で映画が終わってしまいます。

動画とあらすじ

   《あらすじ》
舞台は960年代のニューヨーク。若い俳優ガイと妻ローズマリーが、マンハッタンの古いアパートに引越してきます。

ふたりの初老の友人ハッチによれば、このアパートは、以前から不吉な噂がたえないという。

だが若い2人は、いっこうに平気だった。

隣人はローマンとミニーのカスタベット夫妻。親切だが、少々おせっかいの老夫婦。彼らには、養女がいましたが、彼女はある日突然、アパートの窓から飛び降り自殺をしてしまいます。

その後、老夫婦は、ガイとローズマリーを夕食に招待した。

そして、何故かガイは親密なつきあいを始めていった。 そしてミニーは、一方的な親切をみせ始めた。

この頃から、ガイの仕事の上に変化が起こり始めた。ライバル俳優が急に視力を失い、ガイに大きな役がまわってきたのです。

彼の変貌ぶりは夫婦生活までに及び、「子供をつくろう」と突然言い出す。そしてローズマリーは妊娠する。

その後、老夫婦は産科医を推薦したり、栄養ドリンクをつくってくれたりするのですが、ローズマリーの健康状態は日増しに悪化する。

しかしガイは何も言わず、老夫婦の進めに従うばかり。久しぶりに訪ねてきた旧友のハッチが、さすがにこれはおかしいと築いて調査をすると………..

作品データ

《キャスト》
出演:
ミア・ファロー
ジョン・カサヴェテス
ルース・ゴードン
シドニー・ブラックマー
モーリス・エヴァンス
ラルフ・ヘラミー

《スタッフ》
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロマン・ポランスキー
製作:ウィリアム・キャッスル
原作:アイラ・レヴィン
撮影:ウィリアム・A・フレイカー
編集:ボブ・ワイマン、サム・オスティーン
音楽:クシシュトフ・コメダ