レイフ・ファインズとレイチェル・ワイズ、実力派共演で放つサスペンス
原題:The Constant Gardener 製作国:イギリス 製作年:2005年 上映時間:128分
ジャンル:サスペンス/ドラマ 私のおすすめ度:★★★★☆/4.0点
作品解説とコメント
冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの原作『シティ・オブ・ゴッド』をフェルナンド・メイレレス監督が映画化。妻の死に世界的な陰謀の存在することを知った主人公の心の旅路をナイロビの雄大な自然を背景に映し出す。
命を賭けて謎に迫る夫をレイフ・ファインズ、不慮の死を遂げる若妻をレイチェル・ワイズが熱演する。愛の強さと尊さを壮大なスケールで描き出す感動作!
政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向けるが、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていくさまは、とてもスリリングでした。
こういったストーリーは多く観てきましたが、愛する妻が身体を売ってでもその真相を暴こうとした作品はなかった気がするだけに、やはり大胆なストーリーと感じる。
結局、主人公自身でその謀略は暴けなかったが、後に妻の残したレポートと録音テープを、主人公の友人が、それも彼の葬儀の場で参列した人々に伝える。ここは、ビックリ!
国家の陰謀は個人では、そうは簡単に暴けないというおはなしです。最後には、決着が付くのですがそれまでには多くの犠牲があります。
「巨大な組織を相手に、命がけの孤独な闘い」こういう私はやっぱり映画好きですね。
動画とあらすじ
ところがそんなある日、テッサは救援活動中に何者かに殺されてしまう。
警察はよくある殺人事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、事件に不審なものを感じたジャスティンは、意を決して自ら調査に乗り出す。やがて、事件には国際的陰謀が絡んでいたことを知るジャスティンだが、そんな彼にも身の危険が迫っていた…。
作品データ
《スタッフ》
監督:フェルナンド・メイレレス
製作総指揮:ジェフ・アッバリー
原作:ジョン・ル・カレ『ナイロビの蜂』(集英社文庫刊)
脚本:ジェフリー・ケイン
撮影:セザール・シャローン
音楽:アルベルト・イグレシアス
《キャスト》
出演者:
レイフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
ユベール・クンデ
ダニー・ヒューストン
ビル・ナイ
ピート・ポスルスウェイト
公開情報:劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月:2006/05/13
レイフ・ファインズとレイチェル・ワイズ、実力派共演で放つサスペンス・ドラマ。
共演のレイチェル・ワイズは本作の演技でアカデミー助演女優賞を獲得した。
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