世紀末の地球を舞台に、謎のモンスター VS 人間とのサバイバルアクション

画像引用:サイレンス 闇のハンター | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

原題:The Silence 製作国:ドイツ・アメリカ合作 製作年:2019年 ジャンル:ホラー 
上映時間:90分 私のおすすめ度:★★☆☆☆/2.8点

作品解説とコメント

音を立てると襲ってくる凶暴な飛行生物によって混沌とした世界を舞台に、安住の地を求めて旅に出た家族の運命を描いたサバイバルスリラー。

家族を守るため命がけで戦う父親を「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、耳の不自由な娘をテレビシリーズ「マッドメン」のキーナン・シプカがそれぞれ演じる。

共演に「宇宙戦争」のミランダ・オットー、「セックス・アンド・ザ・シティ」のジョン・コーベット。監督は「アナベル 死霊館の人形」のジョン・R・レオネッティ。Netflixで2019年4月12日から配信。
(引用元:映画.com)

昨今は、世紀末を題材にした映画が,徐々にの増えてきてます。なんとなく、地球そのものが崩壊の一途をたどっているような気もします。そんな、嫌〜な雰囲気の作品です。

邦題が、「ザ・サイレンス 闇のハンター」って言うのですが、ちょっとB級的なこの映画も世紀末を題材とした映画です。

ペンシルバニアの未開の洞窟から、謎のモンスターの大群が解き放たれ、探検隊が襲われた辺りからストーリーが始まります。

謎のモンスターは、誰が付けたんでしょうか。ベスプって言うんです。こいつがコウモリと恐竜をミックスしたスタイルで、かなり凶暴なんですが、何故か滑稽で可愛い!

真っ暗な洞窟で生息してたのか、盲目なのですが、以上に音を感知する能録は抜群ときたもんだから、人間は、「音」を立てることは絶対に出来ない! さらに、このベスプ意外にも、敵が! 

それは、カルト集団。

彼らは、生き残るために自ら舌を切り生き延びていたが、その不気味な形相は目に余る感じでした。そんな彼らは、主人公のアリーを拉致しようと試みる。というのも、彼女は13歳のときに聴力を失い、ある特殊な能力を持ち合わせていたからです。

ここがこの映画のポイントで、襲い来る者は違えども、エミリー・ブラント主演映画『クワイエット・プレイス』を思い出す題材ですね。

私個人は、ヒッチコックの『鳥』からのヒントを得た作品かなって、感じましたが、見られた方の感想のほとんどが、そんなことを言ってましたね!

動画とあらすじ

ニューヨーク郊外に住むヒュー・トウッチは、妻のケリー、娘のアリー、そして息子のジュードたちと幸せに暮らしていました。ただ、娘のアリーは、障害のため喋ることができず、家族は手話で会話することが多かった。

ある夜、街が騒ぎになり、テレビをつけると街が何者かに襲撃されているという報道がなされ、友人のグレンとともに、車に乗り込み都市部を離れることとなる。

道中、街は混乱しており、別の道を選んだ彼らは、途中ベスプに襲われ、叔父のグレンは殺される羽目になる。

それから、車を使えなくなったヒューたちは、道中空き家を見つけそこで、暮らし始めようとするが、カルト集団に出くわし、娘のアリーを差し出せと要求されます。(この辺りがよく理解できない)

その夜カルト集団が原因で、クリーチャーも交え一戦。襲われた妻の母親が、死なくなってしまう悲しい出来事があった。しかし、残った4人はなんとか逃げのび、北に向かった彼らは無事難を逃れというお話でした。

まとめとして

この作品を観て感じたことは、ストーリーの設定上の『クワイエット・プレイス』とよく比べられると思いますが、『クワイエット・プレイス』は、外敵の襲来によってもたらされた「崩壊後の世界」が描かれているのに対し、本作では「これから崩壊していく世界」が題材となっています。

細かな違いではありますが、物語に「逃避行」という新たなファクターが加わり、未来に対する絶望感は否めないものになっています。

ただ、気にくわなかったのは、あまりの早さでエンディングを迎えた辺りですね。「音」が駄目だったら、ベスプに対する攻撃手段は、当然音の出ない槍か弓でしょう。そんなシーンで終わるって,酷くないですかね。これについては、きっと、「To Be Continue!」なんでしょうね。

尚、その他細かい内容や情報は、以下サイトを参考にしてください!

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