《実話》ワルキューレ（2008）

第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズが主演を務める戦争サスペンス。

ヒトラー暗殺計画の一端を描いた作品として、戦争と陰謀のテーマを追求し、緊張感のあるストーリー展開が期待できる。

監督は『ユージュアル・サスペクツ』『スーパーマン リターンズ』などのヒットを飛ばすブライアン・シンガー。

ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め、最後まで緊張の糸が途切れないドラマを展開させる。

国家に忠誠を誓った軍人シュタウフェンベルクだったが、ヒトラーの独裁政権に絶望し、とある計画を考える。それは、ヒトラー暗殺計画だった。

そんななか、独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者や、そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で駆け引き繰り広げる。（見所だね！）

結果は如何に・・・・。

見終わった後で、ヒトラーは､本当に死んでいなかったのかが気になる。事件を察知したヒトラーが「ダブル（影武者）」を使ったのか、それともこれ以降が「ダブル」だったのか・・・・。

ちなみに、ヒトラーの死後にダブルが存在するという展開は描かれていませんが、歴史的には、ヒトラーは1945年に自殺し、その後のダブルの存在については裏付ける証拠はありません。

《キャスト》

トム・クルーズ
ケネス・ブラナー
ビル・ナイ
トム・ウィルキンソン
カリス・ファン・ハウテン
トーマス・クレッチマン
テレンス・スタンプ

《スタッフ》

監督：ブライアン・シンガー

脚本：クリストファー・マッカリー、ネイサン・アレクサンダー

製作：ブライアン・シンガー、クリストファー・マッカリー、ギルバート・アドラー

製作総指揮：クリス・リー、ケン・カミンス、ダニエル・M・シャイダー、その他

撮影：ニュートン・トーマス・シーゲル

音楽・編集：ジョン・オットマン

美術：リリー・キルバート
配給：東宝東和