モニカ・ゼッテルンドとビル・エヴァンスの素晴らしきめぐりあい!

ビル・エヴァンスって、とても好きなプレーヤーひとりでして、切っ掛けは、やはりマイルス・デイビスセクステットでしょう。

エモーショナルなピアノだなって感じてました。その後も、今現在も大彼のアルバムを聴いてます。

仕事をしているときなどは、必ずエヴァンスがかかってます。特に、朝方にはほとんど彼のピアノを聴いていいます。

今作品を見つけたのは、彼のアルバムを買いあさっているときでいたね。

彼のディスコグラフィーに、希に見る美人が写っていたんですw。

しかも、アルバム・タイトルなんか見ることもなく、ただジャケのイメージだけで購入決定しましたね。(バカだね!全く)

アルバムは、エバンスの欧州ツアー中に、ストックホルムで録音された。

モニカはこの時27歳。本国ではすでに「歌姫」として有名だったが、エヴァンスにとっては、きっと未知の女性だったのでしょう。

と同時に、モニカのデビュー前までエヴァンスに憧れていたので、願いが叶ったといっても良いでしょう

この作品については、バックのエヴァンス・トリオのリリカルな演奏と、かなり抑え気味に歌うモニカの歌唱で、まさしくジャズ・ボーカルの名盤だと言えると私は思います。

実際、モニカは他のアルバムでは、もっとポピュラーな雰囲気で歌い上げるんですが、ここではエヴァンスのフィーリングを見事に声で表現しています。

選曲もとてもシックな香りのする曲ばかりで、ストックホルムの空気感が、アルバム全体から漂っているようです。

初めてジャズ・ボーカルを聴きたい方には、お薦めしたい一枚だと思います。
私的には、 ジャズ・ボーカルの名盤中の名盤と思ってます。

Track listing

《曲目》
1. Come Rain or Come Shine /Harold Arlen, Johnny Mercer(4:41) 
2. A Beautiful Rose /Jag vet en dejlig rosa(2:53) 
3. Once Upon a Summertime /Eddie Barclay, Michel Legrand, Johnny Mercer(3:03 )
4. So Long Big Time /Harold Arlen, Dory Previn(3:49)
5. Waltz for Debby ”Monicas Vals” /Bill Evans, Beppe Wolgers(2:47)
6. Lucky to Be Me /Leonard Bernstein(3:36)
7. Sorrow Wind /Vindarna Sucka(3:03)
8. It Could Happen to You /Johnny Burke, Jimmy Van Heusen(3:00)
9. Some Other Time /Leonard Bernstein, Betty Comden, Adolph Green(5:35)
10. In the Night ”Om Natten” /Olle Adolphson(1:40)
 
 《パーソネル》
Bill Evans – piano 
Monica Zetterlund – vocals 
Larry Bunker – drums 
Chuck Israels – bass
 
Recorded:August 29, 1964
Stockholm, Sweden
爺さん頑張ってます!
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