全米を震撼させた未解決事件とは!
原題:Zodiac 製作年度:2006年 上映時間:157分 製作国:アメリカ ジャンル:サスペンス
おすすめ度:★★★★☆/4.0
作品情報・コメント
「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督が、全米を震撼させた実在の未解決事件に挑むクライム・サスペンス。
“ゾディアック”と名乗る謎の犯人が、引き起こした連続殺人事件をそれぞれの立場から追究するものの、得体の知れない犯人に翻弄され運命を狂わされていく3人の男の物語。
出演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、「グッドナイト&グッドラック」のロバート・ダウニー・.。
《コメント》
容疑者を見つけるものの、状況証拠しかないく、特定に至らない。繰り返し捜査の手を入れるが、時間とともに皆があきらめていく。って筋書きです。
だから、見ている方もちんたらちんたらで、ちょっと眠くなってしまった。
解決がお預けになったこの難事件に、頼りなさそうな新聞社の漫画担当がひょんなことから、事件に首を突っ込み、その真相を調べはじめる。
そして、あることに気付き、確信を得た漫画君が、事件解決に迫る後半の一時間が見どころであり!
面白くなっていきます。ここからは、言わない方が良いかも!
《ストーリーを自分なりに整理してみた》
私が調べたところ、以下のようなことがあったそうです。
ゾディアック事件と呼ばれるそれは、アメリカ合衆国で発生した連続殺人事件なんです。
しかし、犯人は未だ捕まらずの未解決事件であり、現在も継続捜査中だということです。
ちなみに「ゾディアック」とは、和訳すると黄道帯を意味する語です。
犯人が声明文の中で「This is the Zodiac speaking.」と名乗ったことで、この名称をとってゾディアック事件と知られるようになったそうです。
そして、この事件の概要はこうです。
1968年から1969年にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコ市内で若いカップルを中心に少なくとも5名が殺害され、犯行後に、警察やマスコミへ多量の犯行声明文を送りつけています。
その中には暗号文もあり、「340暗号文」と称されるものです。
これは、1969年11月にゾディアック・キラーが、米紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に送ってきたとみられるもので、340の暗号や記号が17行にわたって並べられていたそうです。
動画とあらすじ
1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。
そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ” と言い残していた。
それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記 されていた。
それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。
さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せな ければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。
以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ 没頭していく。
一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが…。<allcinema>
さてさて、結末が気になるところでしょう。私のお薦めサスペンス作品です。
作品データ
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ロバート・グレイスミス
脚本:ジェームズ・バンダービルト
撮影:ハリス・サビデス
美術:ドナルド・グレアム・バート
衣装:ケイシー・ストーム
編集:アンガス・ウォール
音楽:デビッド・シャイア
音楽監修:ランドール・ポスター
《キャスト》
ジェイク・ギレンホール
マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr.
アンソニー・エドワーズ
ブライアン・コックス
イライアス・コティーズ
ドナル・ローグ
ジョン・キャロル・リンチ
ダーモット・マローニーダー
クロエ・セビニー
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