
原題:Misery 製作年:1990年 製作国:アメリカ 上映時間:107分
ジャンル:サスペンス/スリラー 私のおすすめ度:★★★★☆/4.0点
逃げ場のない恐怖は、静かな笑顔から始まる。
ジャンル:サスペンス/スリラー 私のおすすめ度:★★★★☆/4.0点
逃げ場のない恐怖は、静かな笑顔から始まる。
作品解説・コメント
雪深い山奥の一軒家という閉ざされた空間で、人気作家とその“熱狂的ファン”の関係を描いた心理スリラー。原作はスティーヴン・キング、監督はロブ・ライナー。
本作の恐怖は、血の量やショック描写よりも、「状況」そのものにある。
事故で身動きの取れない作家ポールと、彼を救ったはずの看護師アニー。その関係は、感謝から恐怖へと、じわじわ変質していく。
派手な演出は控えめだが、その分、会話や沈黙の一つひとつが神経を削ってくる。サスペンスの教科書のような一本だと思った。
最大の見どころは、アニーを演じたキャシー・ベイツの存在感。優しさと狂気が同居する演技は圧巻で、画面に映るだけで空気が変わる。
また、作家という職業を通して描かれる「創作と支配」の関係性も興味深い。物語を握る者は誰なのか、その主従が逆転していく過程がスリリングだった。
静かなシーンが続くからこそ、決定的な瞬間の衝撃が何倍にも膨れ上がる。
本作の恐怖は、血の量やショック描写よりも、「状況」そのものにある。
事故で身動きの取れない作家ポールと、彼を救ったはずの看護師アニー。その関係は、感謝から恐怖へと、じわじわ変質していく。
派手な演出は控えめだが、その分、会話や沈黙の一つひとつが神経を削ってくる。サスペンスの教科書のような一本だと思った。
最大の見どころは、アニーを演じたキャシー・ベイツの存在感。優しさと狂気が同居する演技は圧巻で、画面に映るだけで空気が変わる。
また、作家という職業を通して描かれる「創作と支配」の関係性も興味深い。物語を握る者は誰なのか、その主従が逆転していく過程がスリリングだった。
静かなシーンが続くからこそ、決定的な瞬間の衝撃が何倍にも膨れ上がる。
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
人気小説家ポール・シェルダンは、雪山での事故により重傷を負い、元看護師のアニーに救われる。 彼女はポールの熱心な読者であり、彼を献身的に看病するが、やがてその愛情は歪んだ執着へと変わっていく。外界から隔絶された家の中で、ポールは自由と命を賭けた心理戦に巻き込まれていく。
作品データ&豆知識
《スタッフ》
監督:ロブ・ライナー
原作:スティーヴン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
音楽:マーク・シャイマン
《キャスト》
ポール・シェルダン:ジェームズ・カーン
アニー・ウィルクス:キャシー・ベイツ
《こぼればなし・裏話》
キャシー・ベイツは、本作でアカデミー主演女優賞を受賞。スティーヴン・キング原作作品としては、数少ない演技賞受賞例でもある。原作に比べ、映画版は暴力描写を抑え、その分心理的恐怖を強調した演出が選ばれている。
《原題の意味合いとは》
原題「Misery」は、主人公ポールの代表作シリーズ名であると同時に、「悲惨」「苦痛」を意味する言葉。 物語が進むにつれ、この言葉がフィクションと現実の両方に重なっていく構造が秀逸だ。
《総評として》
派手な恐怖演出はない。だが、観ている間ずっと逃げ場がない。 俺がグッと来たのは、アニーが“完全な狂人”としてではなく、どこか現実にいそうな人物として描かれている点だ。
好意、依存、支配――その境界線が崩れたときの怖さが、今観てもまったく色あせない。 観終わったあと、静かな部屋でふと物音に敏感になる。そんな余韻が残る、完成度の高い心理スリラーだと思う。
爺さん頑張ってます!監督:ロブ・ライナー
原作:スティーヴン・キング
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
音楽:マーク・シャイマン
《キャスト》
ポール・シェルダン:ジェームズ・カーン
アニー・ウィルクス:キャシー・ベイツ
《こぼればなし・裏話》
キャシー・ベイツは、本作でアカデミー主演女優賞を受賞。スティーヴン・キング原作作品としては、数少ない演技賞受賞例でもある。原作に比べ、映画版は暴力描写を抑え、その分心理的恐怖を強調した演出が選ばれている。
《原題の意味合いとは》
原題「Misery」は、主人公ポールの代表作シリーズ名であると同時に、「悲惨」「苦痛」を意味する言葉。 物語が進むにつれ、この言葉がフィクションと現実の両方に重なっていく構造が秀逸だ。
《総評として》
派手な恐怖演出はない。だが、観ている間ずっと逃げ場がない。 俺がグッと来たのは、アニーが“完全な狂人”としてではなく、どこか現実にいそうな人物として描かれている点だ。
好意、依存、支配――その境界線が崩れたときの怖さが、今観てもまったく色あせない。 観終わったあと、静かな部屋でふと物音に敏感になる。そんな余韻が残る、完成度の高い心理スリラーだと思う。
↓ ↓ ↓





