■出生名 | ■出生・出生地・死没 |
オリヴァー・ネルソン Oliver Edward Nelson | 1932年6月4日 アメリカ合衆国 ミズーリ州セントルイス 1975年10月28日死去(43歳) カリフォルニア州ロサンゼルス |
■楽器・活動期間 | ■レーベル |
<arr, reed-s> ソプラノ・サクソフォーン アルト・サクソフォーン テナー・サクソフォーン | ヴァーヴ インパルス! プレスティッジ アーゴ フライング・ダッチマン |
コメント
私が、オリバー・ネルソンを知ったのは、確か大学4年のころでした。
当時卒業演奏会みたいなのがあったので、この機会に、ネルソンの『ヤーニン』という曲を演奏したかった。
とっさに、東京の先輩の願って『スコアー』を依頼。
ただ、当時の軽音バンマスに却下を食らったのか、結局演奏は出来ずだった。
その後、”おまえって変わりもんやな〜”って言われた記憶が残っていたな! しかし、この曲をフルバンドでやりたかったのは本気でしたね。
その後は、彼のアルバムは全て買い回ったとうなきもします。
特に、『ブルースの真実』は最高です。次に出た『続ブルースの真実』はさっぱりでした。
土着的なサウンド。(ブラックサウンド)
言い方は良くないが「臭さ」みたいなもんが漂う感じが好きだな〜〜!
最近、また聴き出していますが、やっぱり良い!
彼の足跡
彼の兄と姉がいずれもプロのミュージシャンという音楽的な環境に育ち、40年代の終りから50年代のはじめにかけてジョージ・ハドソン、ナット・トゥルス、ルイ・ジョーダンのバンドなどで演奏。
52年から54年まで軍隊生活を送り、その間に日本に駐在したこともあった。
除隊後は、57年までワシントン大学で作曲と楽理を学び、57年から58年までリンカーン大学で更にそれに磨きをかけている。
こうして実力をつけたネルソンは、ニューヨークへ!
59年にルイ・ベルソンのバンドに加わるいっぽう、エリック・ドルフィーなどと一緒にレコーディングにも参加、次第に注目されるようになった。
サックス奏者と言うより、むしろアレンジャーとして知られるようになる。
そして、70年代を代表するアレンジャー兼プロデューサーの一人としてビッグ・バンドから映画音楽まで手掛けるなどレコーディングで多忙できわめていた。
日本にも、1969年、70年、73年に来日してシャープス & フラッツや、笠井紀美子に編曲を提供していた。
また、日本のイースト・ウインドレーベルのためにアメリカでのレコーディングをプロデュースするなど親日家でもあった。
その後、1975年10月28日に心臓マヒで急死した。まだ43才で働き盛りだった。
「ブルースの真実」、「続ブルースの真実」、「ライブ・フロム・ロスアンジェルス」(Imp)、
「ストールン・モーメンツ」(EW)が代表作!
上の動画に『ヤーニン』が最初の一曲目に入ってますが、その後は他の演奏です。
録音はかなり良くないので、聴かなくても良いですよ!動画がこんなんしか無かったので、ごめんなさい!
乱文ご容赦願います!そして、長々とお付き合い感謝します。
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