元気をもらったような感じ!
『プロメテウス』のリドリー・スコット監督が描く奇跡のSFサバイバル超大作!と前置きがあった『オデッセイ』ですが、リドリー・スコット監督の久しぶりのヒット作でした。
いや〜〜!良かったですよ!
原作は何やら「火星の人」って小説らしいですが、主人公が私の大好きなマット・デイモンときたら、もう見るっきゃない!
そんなんで忙しくて時間のない中、今がチャンスとばかり朝市で映画館に突入でした。
お話しをざくっと伝えておきましょう!!
火星ミッション中に不慮の事故がもとで不運が重なり、死んだと思われたままたった宇宙飛行士。
そして、一人で火星に取り残されてしまった主人公。
そんな彼が、科学の知識と不撓不屈の精神とでもいうんでしょうか?
その絶体絶命の状況から、何とか地球帰還を目指して繰り広げる過酷なサバイバルには納得です。
感動したのは、まずはリアリティあふれるサバイバル描写でしたね。そして、常にユーモアを、忘れない主人公のポジティブなキャラクターですね。
そんな彼の気持ちが熱く伝り、何か私は彼に勇気をもらったようにも感じました。
リドリー・スコット監督の作品は、もちろんSFが多いようですが、いつもの雰囲気は、私の記憶ですが、宇宙の薄暗い世界の中で何かが、うごめき得体の知れない何かが不気味に映し出される。って作品が多かったようにも思えがます。
しかし、今回の「オデッセイ」はちょっと違ったかたちの演出がなされているようです。火星という中で、もちろん随所にストレスを感じるシーンはあります。
そして息をすることすら何か苦しげな感じはあるものの、そこには何か人間らしい、いや人間が生き続けているってムードがあるんですね。
そして、何か暖かいものを感じるのです。そんな気持ちになるのも、やはりマット・デイモンさんの演技から伝わってきます。
最高なシーンは、最後のシーンです。
脱出チャンスをつかむロープでしたね!堅く、きついっていうロープがまるでビロードのように宇宙空間に漂い助けに来た船長とワトニーを包むのです。
最後まで見せつけられたって感じでしたよ、リドリー・スコットさん!
ちなみに、この監督の弟にトム・スコットさんっているのですが、この人も映画監督だそうで、あの有名な「トップ・ガン」の監督さんです。
まさか、兄弟とはね! 知らんかったw
いずれにせよ、すばらしい作品でしたので、皆さんに絶対お勧めします。
お願い致します!ざっくりあらすじ
人類による有人火星探査計画<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹っ飛ばされ、死亡したと判断される。
しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後(記事引用:Amazonプライムビデオ)
原題:The Martian配給:20世紀フォックス映画
2015年製作/142分/G/アメリカ
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