原題:The Zookeeper’s Wife 
製作国:アメリカ 製作年:2017年 上映時間:124分 
ジャンル:戦争ドラマ 私のおすすめ度:★★★☆☆/3.0点

自らの危険を顧みず、ユダヤ人たちの命を救った夫婦は、偉い!!

作品情報・コメント

第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナが、ユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた、知られざる感動の実話が映画化。

主演は、アカデミー賞作品賞、ほか多くの賞レースにノミネされた『ゼロ・ダーク・サーティ』(キャサリン・ビグロー監督)で、CIAの女性分析官を演じたジェシカ・チャステイン。本作でも、強さと優しさを兼ね備えた美しい主人公・アントニーナを熱演。

オスカー・シンドラー、杉原千畝らと同様に、あの厳しいナチス統治下の中で、よくやり抜いたな〜〜。ほんと昔の人は信念があって、尊敬に値します。

今の世の中、コロナ渦で人が困っていても助けない政治家に比べれば、凄いとしかいいようが無い。見習えよ政治家ども!

ちょっと話がずれてしまって・・・・。

冒頭、ナチスが押し寄せて、動物園閉館のために動物を殺すシーンはかなり心が痛かった。「なにすんねん」

あれほど仲良くしていた、動物学者もナチスの制服を着ると、一変。今までにも、多くのナチスの映画は見てきましたが、今作品はそれほど「怖い」というイメージは無かったような気がします。

ゲットーの風景も賑わいの感じが出ていて、ここでも恐怖心を感じることは無かった、まあ、全体的にナチスの悪行が伝えられたらていう作品でしょう。そんな中に、ヒーロー出現というストーリー。

主人公演じるジェシカ・チャステインも本作でも、強さと優しさを兼ね備えた美しいアントニーナを熱演していました。

ただ、以前、「女神の見えざる手」「モリーズ・ゲーム」を観た印象では、スタイリッシュで、凄いやつ、賢い女?という思いがあったので、私の心も変化しました。

女優さんだもん、そりゃなんだってやりますよね。

面白く感じたことは、ナチスが彼女の邸宅に近づくと「隠れて」「逃げて」とピアノの音色で合図するあたり。

全体的に、流れがスムースな作品でした。また、「サルバドルの朝」で好演していたダニエル・ブリュールも出演してましたが、悪役にでした。

《あらすじ》
1939年、ポーランド・ワルシャワ。ヤンとアントニーナ夫妻は、当時ヨーロッパ最大の規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた。アントニーナの日課は、毎朝、園内を自転車で巡り動物たちに声をかけること。時には動物たちのお産を手伝うほど、献身的な愛を注いでいた。

しかしその年の秋、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。動物園の存続も危うくなる中、夫のヤンから「この動物園を隠れ家にする」という驚くべき提案をされる。

人間も動物も、生きとし生けるものへ深い愛情を持つアントニーナはすぐさまその言葉を受け入れた。そして、・・・・・。後は観た時の楽しみにしてください。

作品データ

《キャスト》
出演:
ジェシカ・チャステイン
ヨハン・ヘルデンベルグ
マイケル・マケルハットン
ダニエル・ブリュール

《スタッフ》
監督:ニキ・カーロ
製作:ジェフ・アッバリー ジェイミー・パトリコフ ダイアン・ミラー・レビン キム・ザビック
製作総指揮:マーク・バタン、ロビー・ロウ・トーリンその他
原作:ダイアン・アッカーマン
脚本:アンジェラ・ワークマン
撮影:アンドリー・パレーク
美術:スージー・デイビス
衣装:サビーヌ・デグレ
編集:デビッド・コウルソン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

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