今回、紹介するのは私にとって名盤ですが、読者の方にはそうではない思われるかしれません。

タイトルは「Live at the Village Vanguard」!

ベイシー楽団のトランペッターであるサド・ジョーンズとスタンケントン楽団のドラマーであるメル・ルイスによる双頭ビッグバンドの名作です。

優れたソロプレイヤーたちが参加し、素晴らしい演奏が展開され、ビッグバンドのアンサンブルとコンボの融合が特徴であり、細かい動きが見事に表現されています。

ちなみに、サド・メル楽団が結成されたいわれは、当時サドジョーンズがベイシー楽団で作曲を手掛けていた際に、自信を持って書いた曲がボツにされたことから始まりました。

悩んだ末に彼は、メル・ルイスに協力を持ちかけニューヨークのライブハウス「Village Vanguard」で毎週月曜の夜に演奏を始めました!ということです。

おすすめの曲は、1曲目の「The Little Pixie」です。

ミュートを使ったトランペットとサックスの掛け合い、そしてローランド・ハナのピアノが囁くような雰囲気を醸し出します。

連続するソロパートも聴きどころであり、Richard Davisのベースソロも特に素晴らしいです。また、

ボーナストラックの「Quietude」もおすすめです。

落ち着いた雰囲気のフリューゲルホルンとローランド・ハナのピアノが魅力的です。

以下の動画は、このアルバムナンバーには入っていませんが、サドメル楽団の名曲のひとつです。
ぜひ一度お聴きいただき、その魅力を堪能してください。 

Thad Jones Mel Lewis Orchestra – Three and One

Track&Personal

■Track
1 Little Pixie
2 A-That’s Freedom
3 Bachafillen
4 Don’t Git Sassy
5 Willow Tree
6 Samba Con Getchu
7 Quietude [*]
8 Second Race [*]
9 Lover Man [*]
[*]:ボーナストラック

■Personal
Trumpets:Thad Jones, Snooky Young,Jimmy Nottingham, Marvin Stamm,
Richard Williams, Bill Berry
Trombone:Bobby Brookmeyer, Garnett Brown, Tom McIntosh, Cliff Heather
Sax:Jerome Richardson, Jerry Dodgion, Joe Farrell, Eddie Daniels,
Pepper Adams
Guiter:Sam Herman Piano:Roland Hanna Bass:Richard Davis
Drums:Mel Lewis

最後までお付き合いありがとうございます。
尚、乱筆・乱文をお許しください。

爺も頑張ってます!
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