作品解説・コメント
【邦題】リンダ・ロンシュタットとネルソン・リドルと彼のオーケストラ
リンダ・ロンシュタットは、ポップとロックのシンガーとしての知名度が高かったが、ジャズの世界でもその美しい声とクリアな歌唱スタイルで称賛されました。
彼女は1980年代になると、スタンダード・ソングに興味を持つようになり、その一環として1978年のアルバム「ミス・アメリカ」でシグマンド・ロンバーグが作曲した「夢見る頃を過ぎても」を歌っています。
スタンダード・ソングに対する興味は、彼女の音楽の新たな方向性を示しています。
その後、彼女はネルソン・リドルと共同でアルバム「ホワッツ・ニュー」を制作しました。このアルバムは1980年6月から1983年3月までにかけて録音され、メロディを重視したストレートな歌い方が多くの人に受け入れられ、アメリカで大ヒットとなりました。
その成功を受けて、彼女は「ラッシュ・ライフ」を録音しました。
このアルバムも前作と同様に素晴らしい曲の選択、ネルソン・リドルによる優れた編曲、そしてリンダの率直な歌唱が多くのファンにアピールし、これも大ヒットとなりました。
メロディをストレートに歌ってもらった ほうが、多くの人に受け入れられると同時に、変なアドリブまがいより分かりやすく。どんな曲だというのも、わ かりやすいし。 素人受けだね!
リンダ・ロンシュタットのゴージャスな歌声とネルソン・リドルによるオーケストラの編曲が組み合わさった「ラッシュ・ライフ」などの楽曲は、スタンダード・ソングの魅力を再発見させるものと感じます。
やっぱり、人間は素直が一番!ってことのようだな。
ゴージャスなオーケストラに包まれて、 リンダ・ロンシュタットが歌う「ミーン・ トゥ・ミー」などを聴いていると、本当に スタンダード・ソングっていいなあと思う。
Track&Personal
① ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ
②スカイラーク
③ イット・ネバーエンタード・マイ・マインド
④ミーン・トゥ・ミー
⑤ ホエン・ユア・ラバー・ハズ・ゴーン
⑥アイム・ア・フール・トゥ・ウォント ユ
⑦ ユー・トゥック・アドバンテージオブ・ミー
⑧ソフィスティケイテッド・レディ
⑨ キャント・ウイビーフレンド
⑩ マイ・オールド・フレイム
⑩ フォーリング・イン・ラブ・アゲイン
② ラッシュ・ライフ
リンダ・ロンシュタット (vo)
ネルソン・リドル オーケスト
『ラッシュ・ライフ』
この曲は、アメリカのジャズシンガー、ビリー・ストレイホーンによって書かれたジャズのスタンダードナンバーで、数多くのアーティストによってカバーされています。リンダ・ロンシュタットとネルソン・リドルのバージョンは、特に評価されており、多くの音楽愛好家に愛されています。
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