グラン・トリノ（2008）

原題：Gran Torino　製作国：アメリカ　製作年：2008年　上映時間：117分
ジャンル：ドラマ　私のおすすめ度：★★★★☆

こんな頑固親父でも優しさだけは、忘れることがなかった！遠くの親戚より近くの他人ってね。

作品情報・コメント

巨匠クリント・イーストウッド監督が、自ら主演して世の中に怒れるガンコ老人を演じた感動の人生ドラマ。

頑固な役をさせれば天下一品かもしれません。

クリント・イーストウッドがメガホン取り、自ら主演して世の中に怒れるガンコなおっさんいや、おじんを演じた感動の人生ドラマです。

急速に様変わりしていく世間を嘆き、孤独に生きるイーストウッド演じるウォルト・コワルスキー。

そんな人種差別主義者の偏屈おじんが、ひょんなことから隣人のアジア系移民家族と思いがけず交流を深めていくさまを、哀愁の中にもユーモアを織り交ぜつつ丁寧に物語は綴られています。

最近はほとんど噂は聞かないが元気にしていると良いな〜〜！

動画とあらすじ

《あらすじ》
長年一筋で勤め上げたフォードの工場を引退し、妻にも先立たれた孤独な老人ウォルト・コワルスキーでした。

いまや、彼の暮らす住宅街に昔馴染みは一人もおらず、おまけに朝鮮戦争帰還兵の彼が嫌ってやまないアジア人をはじめ外国人。

そんな人間であふれる通りを見ては、苦虫をかみつぶす。（例の顔ですｗ）

亡き妻に頼まれたと、しつこく懺悔を勧めてくる若造神父にも悪態をついては追い返す日々であった。

自宅をきれいに手入れしながら、愛犬デイジーと72年製フォード車グラン・トリノを心の友に、お迎えが来るのをただじっと待つ退屈な余生を送っていた。

そんなある日、彼が大切にする自慢の庭で、隣に住むモン族の気弱な少年タオと不良少年グループがもみ合っているのを目撃したウォルト。

彼らを追い払おうとライフルを手にするが、結果的にタオを助けることに。タオの母親と姉がこれに感謝し、以来何かとお節介を焼き始める。

最初は迷惑がるものの、次第に父親のいないタオのことを気に掛けるようになるウォルトだったが…。

俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生の始め方を。