原題:The Summer of ’42 製作国:アメリカ 製作年:1971 上映時間:104分
ジャンル:青春、ドラマ 私のおすすめ度:★★★★☆
作品解説・コメント
性への好奇心と、美しく優しい年上の女性への思慕の情と、同時に湧き起こる思春期を迎えた少年の微妙な心理をノスタルジックな感覚で描いた作品。
男なら誰もが経験したはずの甘く切ない思い出だと感じますが、ドロシーに扮したJ・オニールの美しさと、M・ルグランの悲しいメロディがいつまでも心に残っています。
監督はのロバート・マリガン、脚本はハーマン・ローチャー、撮影は「コレクター」「卒業」のロバート・サーティース、音楽はあの「シェルブールの雨傘」や「華麗なる賭け」のミシェル・ルグラン。これだけは絶対に外せない。
出演は、ジェニファー・オニール、16歳の新人ゲーリー・グライムス、19歳で俳優志望のジェリー・ハウザー、オリヴァー・コナント、キャサリン・アレンタック、クリストファー・ノリス、ルー・フリッゼルなどなど。
記憶に残る最後のシーン!
彼に宛てたドロシーからの一通の手紙。「昨夜のことは、あなたがおとなになった時、きっと理解してくれると思います。私は実家に帰ります。」
翌日、ハーミーは、遠くから、今は主のいなくなった丘の上の家をじっと見つめていた。
たまには青春時代の自分をい思い出してもいいんじゃ無いんですか>?
動画とあらすじ
《あらすじ》
1942年の夏、戦火を逃れてニューイングランド沖合いの美しい島にやって来たハーミーとその家族。15歳のハーミーには、オシーとベンジーという同い年の友人ができたが、思春期の彼らの興味はもっぱら女の子のことだった。
だが、ハーミーは小高い丘の家に住む美しい人妻ドロシーの虜となる。彼女と知り合った事でハーミーの夏は楽しい日々と化すが、夏に終わりが来るように、彼とドロシーの関係にも終わりを告げる時が訪れた……。
年上の女性と過ごした、少年のひと夏の体験を切なく描き上げたR・マリガンの名編。
作品データ
《スタッフ》
監督:ロバート・マリガン
脚本:ハーマン・ローチャー
製作:リチャード・ロス
撮影:ロバート・サーティース
音楽:ミシェル・ルグラン
《キャスト》
ジェニファー・オニール/Dorothy
ゲイリー・グライムズ/Hermie
ジェリー・ハウザー/Oscy
オリバー・コナント/Benjie
キャサリン・アレンタック/Aggie
クリストファー・ノリス/Miriam
ルー・フリッゼル/The_Druggist
配給:ワーナー 劇場公開日:1971年8月7日
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