I Remember Clifford
アイ・リメンバー・クリフォード 

この曲は、ベニー・ゴルソン作曲で、その美しすぎるメロディは、今ではスタンダードナンバーとして多くの人に愛されています。

クリフォード・ブラウンは、完璧なテクニックとフレージングでモダンジャズを代表するトランペッターの頂点でしょう。

そして、いろいろなプレイヤーにもそのスタイルは継承されています。それを継承したのが、リー・モーガンかもしれません。

デビュー作『インディード!』からわずか4か月後、1957年3月に録音された彼のブルーノート第3作。

ディジー・ガレスピー楽団での同僚であり先輩でもあるベニー・ゴルソンがミュージカル・ディレクターを務め、楽曲も提供しています。

特にクリフォード・ブラウン追悼曲である「クリフォードの思い出」は、リー・モーガン初期の名演として広く知られる名バラードです。

この曲を初めて録音したのはドナルド・バードと聞きますが、その後、多くのトランペッターによって演奏されました。

それでも、このアルバムに収録されたリー・モーガンのプレイは特筆すべきもので、この1曲だけでも聴く価値があります。

他の収録曲もすべて素晴らしく、全編を通じて彼の魅力が存分に楽しめます。

録音当時、リー・モーガンはわずか18歳。その若さにふさわしいエネルギーと自信に満ちたプレイは、まさにジャズ・シーンに颯爽と登場した若き才能を物語っています。

また、デビューからわずか4か月の間に3枚のリーダー作を録音したという事実は、当時の彼がいかに注目を集めていたかを如実に示しています。(2012.02.14

[Artist]
Lee Morgan (trumpet)
Gigi Gryce (alto saxophone, flute),
Benny Golson (tenor saxophone),
Wynton Kelly (piano),
Paul Chambers (bass),
Charlie Persip (drums)
(Recorded on March 24, 1957)

爺さん頑張ってます!
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