原題：A Few Good Men 製作国：1992年/アメリカ映画 上映時間：138分 ジャンル：法廷ドラマ
私のおすすめ度：★★★☆☆/3.5点
解説・コメント
キューバ米海軍基地で起った不審な殺人事件の真相を探る若き弁護士の姿を中心に、軍隊内の組織悪を暴く過程での、登場人物たちの人間的成長を描くドラマ。
監督は「ミザリー」のロブ・ライナー。映画の主要部分を成す法廷場面は、カリフォルニアのカルバー・スタジオに巨大セットを組んで撮影された。
トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーアなど豪華なスターが競演している。
映画の内容はあまり好ましくなかったが、さすがのジャック・ニコルソンの圧倒的な存在感は、すばらしい。
この迫力と威圧では、兵士たちもまったく逆らえないな。
ついついしゃべりまくる彼の癖が、トム・クルーズのキャフィ中尉の罠に引っかかってしまったということか。
《ストーリー》
キューバの海軍基地で殺人事件が起こった。海軍弁護士キャフィーはその事件に軍の腐敗構造が絡んでいることを突きとめる。
しかしそれを暴くためには、法廷で海軍全体を敵に回さなければならない。四面楚歌のキャフィーに、果たして勝ち目はあるのか……。
そんな特異な閉鎖社会に立ち向かう、若き弁護士役のトムクルーズのが演技が光ります。
単なる法廷ものを超えた、見ごたえある一級の人間ドラマである。
作品データ
《キャスト》
出演：
トム・クルーズ
ジャック・ニコルソン
デミ・ムーア
ケビン・ベーコン
キーファー・サザーランド
《スタッフ》
製作総指揮：ウィリアム・S・ギルモア、レイチェル・フェファー
製作：デビッド・ブラウン、アンドリュー・シェインマン
製作・監督：ロブ・ライナー
脚本：アーロン・ソーキン
撮影：ロバート・リチャードソン
美術：デイブ・クラッセン
音楽：マーク・シェイマン
↓ ↓ ↓
