作品解説とコメント

まだまだ暑さは続きます。こんな折に秋の名曲と言われても難しい!

しかし、秋となると多くの曲の中でもやはりこれに目が行きました。

誰でもが、くちずさむ曲! やはり、『枯葉』でしょう!

今だから、クーラーの効いた部屋でお楽しみください。

その前に、若干の講釈をいたしましょう。

この曲は、1945年にジョゼフ・コズマが作曲し、後にジャック・プレヴェールが歌詞を担当。

ミディアム・スローテンポのバラードで、6/8拍子の長いヴァース(序奏部)と、4拍子のコーラス部分から成り立っています。

第二次世界大戦後のシャンソンとして世界的にも有名なスタンダードとして愛されました。

また、いち早くジャズの素材として多くのミュージシャンにカバーされました。

そして、数え切れないほどのレコーディングが存在することでも周知のごとくです。

【コメント】
学生時代、この時期になるとみんなで良くセッションしてましたね。

ミディアムテンポなので、Jazz初心者の課題曲としてよく練習しました。

私が、『枯葉』って聞くといつもマイルス・デイヴィスのを思い出します。

彼のミュート演奏は名演とも言える一曲ですが、毎回、彼を出していたら芸が無いので、

今回は私の好きなウィントン・ケリーの演奏を選びました。

また、紹介したナンバーはインストなので歌詞の内容は省きますが、興味にある方は以下サイトへ!

アルバム紹介

1. Come Rain or Come Shine
2. Make the Man Love Me
3. Autumn Leaves
4. Surrey With the Fringe on Top
5. Joe’s Avenue
6. Sassy
7. Love, I’ve Found You
8. Gone With the Wind

Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Sam Jones (b)
Jimmy Cobb (ds)

Recorded 1961

おもしろネタ

ちなみに、大戦後アメリカに持ちこまれたのは、1949年でです。

そして、英語歌詞が付けれ、『Autumn Leaves』という英語タイトルで発表されました。

英語詞を作詞したのはキャピトル・レコードの創立者でもたジョニー・マーサーです。

彼はそれ以前から「P・S・アイ・ラブ・ユー」「ワン・フォー・マイ・ベイビー」「ザッツ・オールド・ブラック・マジック」など数々のヒット曲を作詞。

後にはヘンリー・マンシーニとのコンビを組んで「ムーン・リバー」「酒とバラの日々」の作詞も手がけた作詞家です。

『枯葉』についてはプレヴェールの原詞にくらべてかなり感傷過多な内容の歌詞を書いています。

乱筆乱文のほど、ご容赦願います。

爺さん頑張ってます!
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