09月02日(月)
【シネマ】
『白と黒』
1963年製作/113分/原題または英題:Pressure of Guilt
配給:東宝
小林桂樹と仲代達矢が共演する、老練な検事と若き弁護士が織りなす推理サスペンスで橋本忍のオリジナルシナリオより「娘と私」の堀川弘通が監督した推理ドラマ。撮影は「ぶらりぶらぶら物語」の村井博。第37回キネマ旬報ベスト・テン第9位。
絞殺された女性の事件を担当する検事・落合(小林桂樹)は、現場から宝石を盗んだ前科者・脇田を厳しく尋問し、最終的に彼から殺人の自白を引き出す。
しかし、落合は被害者と愛人関係にあった弁護士・浜野(仲代達矢)の言動に不審を抱く。事件の裏に何か隠されていると感じた落合は、表向きの捜査の裏で秘密裏に独自の調査を進め、浜野の計画を暴こうとする。
(劇場公開日:1963年4月10日)ちょっと物足りない感あり!
【ジョブ】
◉心斎橋プロジェクト
パーティション修正作業 約5時間
相変わらず指示が悪い
【プライベート】
合志病院(採血)
09月03日(火)
【シネマ】
『松本清張 風の視線』
原題または英題:The Hidden Profile
1963年製作/105分/日本
女性自身連載松本清張原作の同名小説の映画化。
主人公亜矢子は、愛情のない夫・重隆との結婚に疲れ果て、彼の留守中に盲目の母と暮らしながら、新進カメラマンの奈津井や大新聞の事業部次長・久世と関係を深めていく。
奈津井は、亜矢子に憧れていたものの、彼女の薦めで千佳子と見合い結婚するが、千佳子はかつて亜矢子の夫・重隆と短い愛の交渉があったという暗い過去を持っていた………。この物語は、愛なき結婚や複雑な人間関係に翻弄される登場人物たちの運命を描いたドラマです。
(配給:松竹 劇場公開日:1963年2月17日)
『わるいやつら』
1980年製作/129分/日本
女から金をまきあげて経営の赤字を埋める病院長と、まわりをとりまく女たちを描く。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本は「影武者」の井手雅人、監督は「配達されない三通の手紙」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
見どころは、梶芽衣子、藤真利子、宮下順子がしたたかな女を競艶。ドロドロの愛憎劇から、怒涛のクライマックスへと畳み掛ける辺りかな>?野村芳太郎監督は凄い!
(配給:松竹 劇場公開日:1980年6月28日)確かに面白い!今も昔も人間の行動は単純だ!
【ジョブ】
定期ミーティングのために心斎橋へ出向く。
確認事は、心斎橋プロジェクトの調整と進行状況だった。どうってことの無い内容だ。
作業は特にしなかった。順調だと言うことだ。
ただ。月末までの行程が心配。
09月04日(水)
【シネマ】
『松本清張 顔』
1957年製作/105分/日本
“小説新潮”所載、松本清張原作の映画化、スリラー篇。脚色は「裸の青春」の井手雅人と「君美しく」の瀬川昌治の共同、「歌う弥次喜多 黄金道中」の大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮影にあたる。
トップモデルとして活躍する水原秋子。彼女は過去の古傷に触れる執拗な男に脅されていた。ある日、夜行列車のデッキで揉み合ううちに男が転落死してしまう。事件は怪死として扱われたが、長谷川刑事は調査を進める。そしてついに目撃者が現れるのだが…。
主な出演者は松竹京都初出演の岡田茉莉子(大安吉日)、「雲の墓標より 空ゆかば」の大木実、笠智衆、「ここは静かなり」の佐竹明夫、ほかに山内明、千石規子、小沢栄、十朱久雄、宮城千賀子、森美樹、永田光男など。(配給:松竹劇場 公開日:1957年1月22日)個人的にはもうひとつ!
『光る君へ33話 式部誕生』
道長(柄本佑)に頼まれ、まひろ(吉高由里子)は彰子(見上愛)が暮らす藤壺に住み込みで働き始める。まひろは早速、物語の続きを書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆は進まない。
悩んだまひろは、道長の反対を押し切り、家に戻って執筆することに。この頃、一条天皇(塩野瑛久)の命で除目の儀に復帰した伊周(三浦翔平)が不穏な動きを見せ始めていた。数か月後、書き進めた物語を持って藤壺を訪ねると…。
【ジョブ】
◉心斎橋プロジェクト
レセプションカウンター作図
※たいした什器では無いがとにかくややこしい。指示も曖昧だし寸法が合わない。
どこをどうしていいのかが不明。一体どういう奴がこれを指示しているのかが問題だ。
いずれにせよ、仕上げなければならないのが苦痛。もっとしっかりしたクライアントと出会いたい。
参った、参った。
【ライフワーク】
◉zumenya.info
⇒《サイン》突き出しサインの作図事例
09月05日(木)
【シネマ】
『疑惑』
原題または英題:Suspicion
1982年製作/127分/日本
殺人容疑者の女と彼女を弁護することになった女性弁護士の間の確執を描く。松本清張の同名小説の映画化で、作者自身が脚色し、撮影台本は「ダイナマイトどんどん」の古田求と「わるいやつら」の野村芳太郎、監督も野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がれぞれ担当。
見どころは、殺人容疑者の女性と、彼女を弁護する女性弁護士のぶつかり合いと、状況証拠では真っ黒な事件の真相に迫る法廷劇を描く。桃井かおりと岩下志麻の真に迫った演技は鳥肌もの。
(配給:松竹=富士映画 劇場公開日:1982年9月18日)
これはかなり面白く、楽しく鑑賞した。2人の女優の演技は圧巻だった。
【ジョブ】
◉心斎橋プロジェクト!
レセプションカウンターのつづきと新規図面レジカウンター
今週中には仕上げる予定とする。
いつもだったら前倒しで進めるのだが、身体のことを考えてマイペースで進める。
09月06日(金)
【シネマ】
『黄色い風土』
1961年製作/89分/日本
松本清張のベストセラー小説を「おてもやん」の高岩肇が脚色、「霧と影」の石井輝男が監督した推理映画。撮影は「静かなるならず者」の星島一郎。
熱海へ向かう電車で、乗客の新婚らしき夫婦とカトレアの匂いのする女性に興味を引かれた若宮。宿泊先で新婚夫婦に再会し、その晩、誤って彼に黒い洋服が届けられる。翌日、取材で同ホテルに滞在中の島内を訪ねると、室内にはカトレアの匂いが漂っていて…。
松本清張の同名小説を迫真のロケとスリリングな展開で映画化。鶴田浩二扮する記者が、どす黒い欲望が渦巻く凶悪事件の真相解明に挑む姿を描く。共演は佐久間良子。
(配給:ニュー東映 劇場公開日:1961年9月23日)まあまあでした
【ジョブ】
◉心斎橋プロジェクト
レセプションカウンター、レジカウンター仕上げの入る
09月07日(土)
【プライベート】
今日は、俺の誕生日と称して遅ればせながらのパーティをしてくれた。といっても食材、飲料はこっち持ちだ。長男と昼から食材を買いに行くが、家内は嬉しそうだった。
その夜は、何故か盛り上がり床の入るのが遅くなってしまった。
こんなこと、いつまで続くんだろう。
【シネマ】
『眼の壁』
原題または英題:The Invisible Wall 1958年製作/95分/日本
松本清張のベスト・セラーを、「赤い陣羽織」の高岩肇が脚色、「黒い花粉」の大庭秀雄が監督したもので、パクリ屋の手形詐欺を発端として展開する推理映画。
撮影は「彼岸花」の厚田雄春。「顔役(1958)」の佐田啓二、「昨日は昨日今日は今日」の朝丘雪路、さらに高野真二・渡辺文雄・宇佐美淳也らが出演するほか、テレビ俳優・鳳八千代が入社第一回作品として起用された。(劇場公開日:1958年10月15日)
なかなか見応えあり、必見!
今週は、シネマとジョブで大忙しでした。
いつだったか、『天城越え』を観てから、やたらと松本清張氏の作品が気になりだし、ここんところ洋画ほったらかしで、邦画に熱中しています。
でも、映画作りの原点はここにありといった作品は多く、これからも出来るだけ時間を作り、日本作品を鑑賞しようと考えている今日この頃です。
最後に、今回も長々とお付き合いありがとう!
尚、乱文についてはご容赦を!