(邦題)ワルツ・フォー・デビー
1961年にリリースされた名盤「Waltz For Debby – Bill Evans Trio」!
アルバムは、ジャズピアニストのビル・エヴァンスが率いる黄金ピアノ・トリオが、ニューヨークの名門ジャズクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ音源を収録した作品です。
大概のジャズ本にも必ずと言っていいほど紹介されています。初心者向けのわかりやすいアルバムであり、とても親しみやすいと思われがちですが、それは大きな誤解です。(ちょっと大げさ?)
確かにわかりやすく、誰でも楽しめる要素がありますが、それだけでは無いんです。実は、このアルバムには何ともいえない奥深さがあるんです。
私自身の経験を話すと、ジャズについて全く知識がなかった頃からこのアルバムは素晴らしいと感じていましたから….。そして、半世紀以上にわたって聴き続けています。
飽きることなく、ますます良くなっていくのです。特に物思いにふけりたいとき、心の癒やしがほしいときなどは聴くようにしています。
口ではうまく表現できませんが、このアルバムは本当に素晴らしいんです。
感じることといえば、情緒的な演奏と繊細な音選びが全曲で聴こえ、エヴァンスの詩的な世界観が堪能できることですかね。
また、本作の録音から2週間も経たずに交通事故でこの世を去ったラファロの太いベース、そしてモティアンの細かいブラシによるバッキングがトリオによるライブ特有の緊張感を引き締め、周りの喧軽から切り離された没入感を与えてくれるんです。
何度聴いても、その奥深さに驚かされるこのアルバム、本当に素晴らしい名盤だと感じます。
まぁ、聴いてください!病みつきになりますよ。(笑)
Track&Personal
Track
1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby – (Take 2)
3. Waltz for Debby – (Take 1, bonus track)
4. Detour Ahead – (Take 2)
5. Detour Ahead – (Take 1, bonus track)
6. My Romance – (Take 1)
7. My Romance – (Take 2, bonus track)
8. Some Other Time
9. Milestones
10.Porgy (I Loves You, Porgy)
Personal
Bill Evans – piano
Scott LaFaro – bass
Paul Motian – drums
毎度お立ち寄りありがとうございます!
尚、乱文についてはご容赦を。
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