原題:Butch Cassidy and the Sundance Kid 製作国:アメリカ 製作年:1969年 上映時間:110分 
ジャンル:青春/西部劇 映倫: G  私のおすすめ度:★★★★☆/4.5点

史上名高い列車銀行強盗ブッチとサンダンス! 鮮烈に生きた無法者の明日を知らない決闘のさすらい!

作品解説・コメント

19世紀末に実在した2人のアウトロー、ブッチとサンダンスをモデルに、彼らの自由奔放な生きざまをユーモラスかつシニカルに描いた青春西部劇の傑作。

主人公である2人が、カッコいいアウトローに仕立て上げられていないのが、私のお気に入りです。

そして、どこかダサい雰囲気を漂うことで、彼らのおかれた時代遅れの状況がうまく表現されていたと感じました。

悲惨な話のはずですが、ロマンティックで、美しすぎるこの作品は、終始ほんわかと明るい雰囲気だったのも好印象でした。

ニューシネマ独特の哀愁漂う雰囲気にロイ・ヒルの優しい演出が加味され、今までに無いアウトローの物語に仕上がっています。

この後、エッタ(キャサリン・ロス)が再び演じるTVムービー「続・明日に向って撃て!」と、若き日のブッチとサンダンスを描いた「新・明日に向って撃て!」の2本の姉妹編が存在するらしい。

動画とあらすじ

《あらすじ》
列車強盗としてならした、通称「壁の穴強盗団」のリーダー、ブッチ・キャシディと相棒のサンダンス・キッドは、近代化に向かう時代には、彼らの生き方はあまりにも旧弊だった。

そして列車強盗を行ったせいで鉄道会社の社長から逮捕チームを派遣されることになる。そんな二人は、新たな夢を求めて、エッタ・プレイスと南米ボリビアへと旅立つが……。

作品データ

《スタッフ》
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
製作:ジョン・フォアマン
製作総指揮:ポール・モナシュ
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:コンラッド・L・ホール
特撮:L・B・アボット
作詞:ハル・デヴィッド
音楽:バート・バカラック

《キャスト》
出演:
ポール・ニューマン/ブッチ・キャシディ
ロバート・レッドフォード/サンダンス・キッド
キャサリン・ロス/エッタ・プレース
ストローザー・マーティン/パーシー・ギャリス
クロリス・リーチマン/アグネス
ジョージ・ファース/ウッドコック
ジェフ・コーリイ/ブレッドソー保安官
爺さん頑張ってます!
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