全世界震撼のハイテクサスペンスとは!
原題:Enemy of the State 制作国:アメリカ 製作年:1998年 上映時間:132分 ジャンル:サスペンス/ミステリー 私のおすすめ度:★★★★☆/4.5点
作品情報・コメント
敏腕製作者ブラッカイマーと、これまた人気監督トニー・スコットという「クリムゾン・タイド」のヒットメーカー・コンビが、本作では大物スターのスミスを主演に、国家が情報操作で個人を抹殺するというテーマに挑戦。
知らない間に陰謀に巻き込まれた男性は、いつしか国家に生活のすべてを監視される戦慄のサスペンス。絶対のおもしろい!観るべし!
今から20年前の作品とは思えないほど、リアル感があって楽しめました。特に終盤での描き方というか脚本が、絶妙で思わず「なるほど旨いところもってきたな!」って口にでました。国家機関が、盗聴、スパイ衛星を駆使して、街中に仕掛けられた監視カメラで、主人公を追いつめるシーンは、ジェットコースター級のスピード感。ここは見どころです。
2021年現在では、既に起こりえる話ではと錯覚し、底知れぬ恐ろしさを感じさせる。作り話とはいえない部分多し!仮に現在日本でも、このようことが起これば、毎日が誰かに監視され、それを記録として残される社会ってどうだろう。知らぬ間にプライバシーの侵害?「馬鹿いってんじゃね〜よ!」そんなの怖くて怖くて外出できないよ。
まあ、良いことと言えば、確実に犯罪件数は、減少するが、違った意味の犯罪が多発するのでは、って思うとますます自由がなくなり穏便な暮らしは望めない気がします。
そんなことを感じさせる作品でした、久しぶりに良い映画を観たって思いました。最後に、ジーン・ハックマンいつになったら出てくるんだ!って思っていた矢先に登場でした。
主人公を援助する謎の男(元NSA)を演じてましたが、やはり迫力があリ、存在感が大きかった。クリムゾンタイドを思い出しました。ただ、ちょっとひょうひょうな感じだったけどね!
動画とあらすじ
《あらすじ》
ディーンは、腕のいい弁護士。妻カーラと息子エリックとともに成功した人生を歩んでいた。日々仕事を熟すなか、とあるマフィアとの揉め事で、暗中模索する中での出来事が、発端となり物語が進むのです。
ただ、このマフィアが、いい風につかわれるんです。(ここが鍵とみました。にんまりしますよ、あなたも!)ある日、偶然大学時代の同級生から暗殺の現場が映ったビデオテープを受け取ってしまう。
テープの中身は、国家安全保障局=NSAに出向中の行政官レイノルズがテロ防止法案を巡って対立する下院議員を謀殺している場面だった。
なにも気づかないまま、NSAから追われるディーン。巨大な管理システムを持つNSAは、ディーンのプライバシーを暴き、失職にまで追いつめる。
情報屋のブリルに助けを求めたディーンだが、身体中につけられた追跡装置や盗聴器を指摘され、ブリルに避けられる。だが、仕事仲間のレイチェルをNSAに殺されたディーンは再びブリルと接触し、共にNSAと戦う決意をする。
元NSA通信員だったブリルは敵と同じ手口でレイノルズに揺さ振りをかける。しかし、作戦は失敗。二人は捕らえられてしまう。
機転を効かせたディーンは「テープは別の場所にある」と嘘を言いレイノルズをFBIが監視するマフィアの店へ誘う。マフィアと揉めたレイノルズは銃撃戦の末、死亡。ほかの職員もFBIに捕らえられる。
騒ぎの中、ひっそりと姿を消すブリル。騒ぎが収まったころ、ディーンが居間でくつろいでいると、ふいにテレビにバカンスを楽しむブリルの映像が転送されてくる。
それはブリルからデイーンヘの最後の挨拶だった。
作品データ
《スタッフ》
監督:トニー・スコット
脚本:デヴィッド・マルコーニ
音楽:トレヴァー・ラビン、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
《キャスト》
ウィル・スミス
ジーン・ハックマン
ジョン・ボイト
リサ・ボネ
レジーナ・キング.etc
以上、私のシネマノートでした。
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