原題:Devil in a Blue Dress 製作国:アメリカ 製作年:1995年 上映時間:101分
ジャンル:サスペンス 私のおすすめ度:65点/100点

『○○ドレスの女』シリーズ?

作品情報・コメント

人捜しの依頼を引き受けた素人探偵が、血生臭い殺人事件に巻き込まれる往年のフィルムノワールのムードを漂わせたハードボイルド・サスペンス。

推理作家ウォルター・モズレイの初長編小説「ブルー・ドレスの女」の映画化。監督・脚本は、俳優から監督に転じ、「運命の引き金」で注目されたカール・フランクリン。

音楽は、エルマー・バーンスタインで、全編に流れるR&Bやジャズのヒットナンバーが、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す。

40年代のL.A.の町並みを完璧に再現した美術はゲイリー・フラットコフ。主演は、デンゼル・ワシントン、ジェニファー・ビールス、ドン・チードル、トム・サイズモアら個性派俳優が脇を固めている

《感想として》
おそらく、再鑑賞となりますが、ほとんど記憶がありません。

感じたことと言えば、ちょっと言いにくいですが「青いドレスの女」が、パッとせず地味っぽい。

ここは、もう少しセクシーな女優を期待した私だったが、しっかり裏切られました。キム・ベイシンガー似とか居なかったのかな・・・。

全体的には、全般に印象が薄いというか盛り上がりに欠けますね。そんな中でもトム・サイズモアの大胆さと助っ人のドン・チードルははまり役だと。

それほど難しい内容では無いもですが、実のところよく分からないままで観終わってしまいました。

とにかく時代色の描き方が絶品であって、大戦後1948年のLA。

そこには、アメリカ社会が持つ光と影を、見事に捉えていると感じで、ひとりの「ファムファタール」探しというハードボイルドタッチを織り込んでいく感触は最高ですね。

若き日のデンゼル・ワシントンが眩しい。

動画とあらすじ

《あらすじ》
1948年のロサンゼルス。堅実で真面目だが失業中の黒人労働者イージー・ローリンズは、いきつけのバーの経営者で友人のジョッピーに白人男オルブライトを紹介される。

イージーはオルブライトに市長選を降りた富豪カーターの婚約者で失踪中の白人女ダフネを探すよう依頼される。危険な臭いを感じつつも、手に入れたばかりのマイホームのローンを返済するために、イージーは依頼を受ける。

ダフネの行方を追い始めたイージーに、当のダフネから会いたいと連絡が来る。しかし、ダフネに言われるままに彼女を連れて行った先で2人は白人男の死体を発見、イージーが目を離した隙にダフネは車に乗って姿を消す。

自分が殺人犯に仕立て上げられる危険を感じたイージーはカーターに会いにいくが、カーターはオルブライトなど知らないと言う。

ダフネを探しているのはカーターの対立候補であるテレルだと気づいたイージーは、万が一に備えて古くからの友人マウスを呼び出し、彼の協力の下、真相を突き止めようとするが………….。
続きは、Wikipediaで!

作品データ

《キャスト》
出演:
デンゼル・ワシントン
トム・サイズモア、
ジェニファー・ビールス
ドン・チードル

《スタッフ》
監督・脚本:カール・フランクリン
原作:ウォルター・モズリイ
音楽:エルマー・バーンスタイン

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