原題:Devil in a Blue Dress 製作国:アメリカ 製作年:1995年 上映時間:101分
ジャンル:サスペンス 私のおすすめ度:★★★☆☆/3.5店
作品情報・コメント
推理作家ウォルター・モズレイの初長編小説「ブルー・ドレスの女」の映画化。
監督・脚本は、俳優から監督に転じ、「運命の引き金」で注目されたカール・フランクリン。
音楽は、エルマー・バーンスタインで、全編に流れるR&Bやジャズのヒットナンバーが、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す。
40年代のL.A.の町並みを完璧に再現した美術はゲイリー・フラットコフ。
主演は、デンゼル・ワシントン。共演はドン・チードル、トム・サイズモアら個性派俳優が脇を固めている。
《コメント》
おそらく、再鑑賞となりますが、初見したときの記憶はほとんどありません。
今回観て感じたことと言えば、ちょっと言いにくいですが「青いドレスの女」が、パッとせず地味っぽかったことが残念!
ファム・ファタールなんだから、男を惑わす魅惑的な女性は居なかったの?って思いました。
ちょっと裏切られたって感じです。
それに、印象が薄いというか盛り上がりに欠けますね。
そんな中でもトム・サイズモアの大胆さと助っ人のドン・チードルははまり役だと感じます。
それほど難しいストーリーでは無いのですが、実のところよく分からないままで観終わってしまいました。
感動したとしたら、大戦後(1948年)のロサンジェルスの時代背景が上手く表現され、良い雰囲気の仕上がっていたと感じます。
そして、アメリカ社会が持つ光と影を、見事に捉えているとも感じでました。
若き日のデンゼル・ワシントンが眩しい。
動画とあらすじ
《あらすじ》
仕事をクビになり、次の職がなかなか見つからないイージーは、ある男からダフネという女性を捜し出すよう依頼される。
うさんくさいものを感じながらも仕事を引き受けたイージーの予感は的中し、最初の情報提供者は惨殺され、さらに嫌疑までかけられてしまう。
作品データ
《キャスト》
出演:
デンゼル・ワシントン
トム・サイズモア
ジェニファー・ビールス
ドン・チードル
《スタッフ》
監督・脚本:カール・フランクリン
原作:ウォルター・モズリイ
音楽:エルマー・バーンスタイン
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