原題:Double Jeopardy 制作年:1999年 制作国:アメリカ 上映時間:106分 
ジャンル:サスペンス/ミステリー 私的おすすめ度:★★★☆☆

作品解説・コメント

アメリカ合衆国憲法修正第5条、「同じ罪では二度と裁かれない」という法律をストーリーのヒントに描かれたサスペンス・スリラー。

身に覚えの無い夫殺しの罪で投獄されてしまったヒロインのリビー。

実は死んだはずの夫は生きており、彼女は罠にはめられ投獄されたしまうが…………。

日本人が大好きな復讐劇。

しかし、彼女はこの法律を逆手にとって復習を…………………。

確かに着眼点は良かったが、サスペンスにもミステリーにも成りきれていないのが残念でしたね

良かったのが、アシュレイ・ジャッドがとても美しいのと、彼女にはピッタリな役でした。

なのですが 、トミーさんの相変わらず粘っこい役で、爽快感がないので、邪魔だったかもしれん。

非現実的で緊張感が無い。そもそも不倫程度でここまで手の込んだ犯罪ってどうなの?

仮に殺人事件となるならば、もうちょっと気の効いた計画は無かったものか。

全てが、ちょっと中途半端になってしまったって感じでした。

などなどで、あくまでアイデア勝負なんでしょう。

当初予定されていたのは、ジョディ・フォスターだったと聞きます。

動画とあらすじ

《あらすじ》
主人公リビーと夫・ニックは息子・マティと共に幸せな家族を築いていた。

夫の誘いで週末のセーリングでは、りビーは楽しいひと時を過ごすが、目を覚ますとニックはいなくな自分は血まみれ状態だった。

リビーはニックを呼び、震えながら血の跡をたどって甲板に出ると血まみれのナイフが!

 その後、収監されたリビーに担当の弁護士が面会に来てニックに多額の保険が掛けられていたことを知る。

刑務所に入れられたリビーは、マティを親友のアンジーに託したが、その後連絡がつかず憤ります。

何とか探し当てた電話口のアンジーに怒りを告げマティを出すよう言いますが、「パパ」と呼ぶマティの声が!リジーは囚人の一人から『二重処罰の禁止』の話を聞き、復讐を誓います・・・

作品データ

 《キャスト》
アシュレイ・ジャッド/リビー・パーソンズ 
トミー・リー・ジョーンズ/トラヴィス・レーマン
ブルース・グリーンウッド/ニック・パーソンズ 
アナベス・ギッシュ/アンジー
ローマ・マフィア/マーガレット
ダヴェニア・マクファーデン/イヴリン
ベンジャミン・ウィアー/マティ

《スタッフ》
監督:ブルース・ベレスフォード
製作:レナード・ゴールドバーグ
脚本:デヴィッド・ウェイスバーグ
脚本:ダグラス・S・クック
撮影:ピーター・ジェームズ
音楽:ノーマンド・コーベイル

彼の絵を理解していたのは、画商をしていた弟のテオとポール・ゴーギャン! 映画ではこのあたりが描かれ、心の病に苦悩する姿にしっかり表現されていて重苦しい。 嬉しかったことは、それぞれのカットが絵画を見ている気がするのと、草木や野原の自然の美しさでした。 ラストシーンにゴッホは、銃撃され亡くなりますが、一説では自殺だったそうです。 彼は、最期の地オーヴェル=シュル=オワーズでの80日間の生活で75枚の作品を残したといわれていたそうですが、全く知らなかった….。 彼の葬儀のシーンは、心痛みました。 死後その評価が高まるという芸術家は多いが、その典型的なのがゴッホでしょう。 現在でも人気画家でもありますから。 本作の邦題にもなった「ゴッホの見た未来」とは、何だったのでしょう。 何か心に引っかかりましたね。