昨日の新聞で知った事ですが、トランペットの師匠的存在のクラークテリーさんが、亡くなりました。
今月の21日に家族が死去を公表したそうですが、御年94歳でした。死因は明らかになっていないようですが、長年自宅療養を続けていたそうです。
しかし、94歳となると大往生ですね!きっと昔の友人のジャズマンとお話ししながら逝ってしまったんでしょう。(私的)
※私が大好きな曲です。今ではスタンダードナンバーといってもいいでしょう。
私も彼のアルバムは多くはないものコレクションしています。とにかく器用なトランペッターという記憶があります。ほんと頭の下がるプレーヤーでした。
そして、声を大にして言いたいのは、彼の生存はアメリカのジャズ界には無くてはならない人。
1940年代から演奏活動を続け、カウント・ベイシーやデューク・エリントンの両オーケストラに参加して、おおくのソロを吹いたことでしょう。
またあの有名なマイルス・デイビスやクインシー・ジョーンズ等にも多くの影響を与えたと言うことです。
ちなみにマイルスは、当時のトランペッターであるディジー・ガスピレーを目指していたのですが、どうもスタイルが違うと急きょ、クラークテリーに教えを受けたと聞きます。
私の思い出は、上にもご紹介しているクインシー・ジョーンズ楽団でのクラーク・テリーも演奏での「I Remember Clifford」
大学のジャズバンド時代に、この曲が好きになった私はどうしてもコンサートで吹きたくて必死に練習しました。毎晩のようにトランペットにミュートを付け、夜通し彼の演奏を聴き入り、コピーしました。
楽譜にするまで10日はかかりましたね。そして念願のコンサートでの演奏を完成させました。可笑しいものですが、あれから40年も経つのに今だに口ずさむことがあります!!
今世紀に入って、私の時代にお世話になったジャズメンが次々と逝ってしまいいますが、どうしようもないとわかっていても悲しくなりますね。
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