原題:Station 製作国:日本 製作年:1981年 上映時間:132分 ジャンル:人間ドラマ
私のおすすめ度:★★★★☆
作品解説・コメント
『北の国から』の倉本聰が高倉健のために書き下ろしたオリジナルシナリオを映画化。北海道の厳冬と盛夏を背景に、男と女の出会いと別れを映し出した感動作。
オリンピックの射撃選手であり、警察官でもある一人の男と、事件を通して彼の心を通り過ぎていく女たち。脚本は「冬の華」の倉本聰、監督は「仕掛人梅安」の降旗康男、撮影は「復活の日」の木村大作がそれぞれ担当。
久しぶりに高倉健の作品を観る。といっても最近は洋画の良い作品が少なくなってしまったかもしれない氏、良いと言われる作品は全て観てしまったのもある。(私的意見)
だから、今年の8月頃から、邦画ばかり観るようになる。特に昭和時代の画良い。
哀愁を感じるし、脚本も監督も実力派ばかりで良い、
今回も、健さんが好きで観たわけでは無く、懐かしくて観てしまったって感じだ。
スクリーンの中で、往年のスターが演技しているのを観ていると、何故か元気がでる。
作品自体、『これは良い作品だ!』って感じは無く、唯々男と女の哀愁がそこにある。
健さんは相変わらず、言葉少なめで格好が良い。
また、八代亜紀の『舟唄』をバックに男と女が無言で交わすクライマックスは一見!
真面目で、正直で、優しさが伝わってくる健さんの顔が良かった。
一度観ておくと良い作品と感じた。
動画とあらすじ
《あらすじ》
射撃選手としてメキシコ・オリンピック出場が決まっていながらも果たせなかった北海道の刑事・三上だったが、彼のおよそ11年に及ぶ人生模様が、主に3人の女とのエピソードを連ねながら繰り広げられていく。
たった一度の過ちを犯してしまった妻・直子、婦女暴行殺人犯の無垢な妹すず子、そして仕事に嫌気がさした三上が立ち寄った飲み屋の女将・桐子…。
作品データ
《スタッフ》
監督 : 降旗康男
脚本 : 倉本聰
音楽 : 宇崎竜童(編曲:朝川朋之)
撮影 : 木村大作
美術 : 樋口幸男
録音 : 田中信行
《キャスト》
出演:
高倉健/三上英次
いしだあゆみ/三上直子
倍賞千恵子/桐子
名古屋章/高田
大滝秀治/相場
八木昌子/相場・夫人
池部良/中川警視
潮哲也/三竹
その他、往年オスターたち
《作品データ》
製作 : 東宝映画
1981年製作/132分/日本
原題または英題:Station
配給:東宝
劇場公開日:1981年11月7日
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