
原題:Syriana 製作国:アメリカ 製作年:2005年 上映時間:128分 ジャンル:サスペンス/ドラマ
私のおすすめ度:★★★☆☆/3.5
作品解説・コメント
中東の小国で王位継承権を持つ改革派のナシール王子。長年CIA工作員として活動してきたボブ・バーンズは息子の進学を機に引退を決意するが、最後の極秘任務を命じられる。
一方、ワシントンの弁護士ベネットは巨大石油企業コネックス社が絡む大型合併の調査を担当。ジュネーブのエネルギーアナリスト、ブライアンは不運をきっかけにナシール王子の相談役に抜擢される。
そして、コネックス社の油田で解雇されたパキスタン人青年ワシームは新たな道を模索する。繋がりのないはずの彼らの運命は、複雑に絡み合った巨大なシステムの中で交差していく…。
石油利権が渦巻く中東を舞台に、ベテランCIA工作員の暗躍をドキュメンタリー・タッチで描いた政治サスペンス。
元CIA工作員ロバート・ベアが著わした告発本『CIAは何をしていた?』を、「トラフィック」でアカデミー脚本賞を獲得したスティーヴン・ギャガンが監督・脚本を手掛け映画化。
出演はジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト。
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
映画ではありますが、実は本当にありそうな想定で作品は、作られているのでは………..
いやあ、実にリアルな作品でした。観ていて怖ささえ感じます。
人間の欲、いや国の欲を描く。実際、今この時にも現実に起こりそうな物語の進展。怖い怖い!
面白かったのは並行して描かれる複数の物語が複雑に絡み合っているところです。
石油利権に群がる人々の欲望とそれが生み出す巨大な陰謀を白日の下にさらすような作品でした。
ある意味で楽しみました。是非御覧になってください。
作品データ
《キャスト》
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