原題:The Promise 製作国:スペイン・アメリカ 製作年:2016年 上映時間:134分/G
ジャンル:戦争ドラマ 私のおすすめ度:★★★★☆/3.7点

オスマン帝国で起きた大虐殺事件を題材に、時代に翻弄された3人の男女の人生を描く!

作品情報・コメント

「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ監督が、150万人が犠牲となったオスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺事件を題材にしたヒューマンドラマ。

その事件に翻弄されつつも、たくましく生き抜く3人の男女が描かれている。

主人公ミカエル役にオスカー・アイザック、アナ役にシャルロット・ルボン、クリス役にクリスチャン・ベールと名優がわきを固める。

あのジャン・レノも。

この作品を見終わった時、「十戒」を思い出し、追いやられた民族は逃げるしかない。

虚しくて悲しいな〜!

昔から戦があれば、迫害、虐殺が、当たり前のように行われてきました。

しかし、これは歴史が物語っていることで、決してナチスだけではなかったようです。

「虐殺、恋愛、翻弄」この3つが、鮮明に描かれた作品でもありました。

しかしね!特に感動は覚えませんでしたね。

ただ、アルメニア人虐殺を扱った作品は初めて観たので、とても勉強になったような・・・。

主人公ミカエル目を通して物語は展開するのですが、特に退屈することなく最後まで見入ってました。

ただ、「話の流れが早い!」それが、退屈しない分、感動も無かった理由かもしれません。

今でも、戦争で大切な人を失った人は大勢いただろうし、世界中に入植した在外アルメニア人、そして旧オスマン帝国領に住むアルメニア人達への理解に繋がると良いと感じます。

最後に余談ですが、アルメニア人は、民族間で凄いネットワークを組み、仲間同士で様々な事業、商売を始め、繁栄してきた民。

そして、そのパワーは凄いと聞きます。

ちょっとユダヤ人と似通っている感じたのは私だけかな。後、何が言いたい?それはお考えください。

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
オスマン帝国の小さな村に生まれ育ったアルメニア人青年ミカエル。

医学を学ぶためにイスタンブールの大学に入学したミカエルはアルメニア人女性アナと出会い、互いに惹かれ合う。

しかし、アナにはアメリカ人ジャーナリストの恋人クリスの存在があった。

第1次世界大戦とともにアルメニア人への弾圧がさらに強まる中、故郷の村に向かったミカエルはアルメニア人に対する虐殺を目撃する。

一方のクリスはトルコの蛮行を世界に伝えるべく奔走し、アナもクリスと行動をともにする。
(引用元:映画.com)

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作品データ

《キャスト》
出演:
オスカー・アイザック/ミカエル
シャルロット・ルボン/アナ
クリスチャン・ベール/クリス・マイヤーズ
アンジェラ・サラフィアン/マラル
ジェームズ・クロムウェル/ヘンリー・モーゲンソー
ジャン・レノ/フルネ提督
ショーレ・アグダシュルー
ダニエル・ヒメネス・カチョ
マーワン・ケンザリ

《スタッフ》
監督:テリー・ジョージ
製作:エリック・エスライリアン マイク・メダボイ ウィリアム・ホーバーグ
製作総指揮:ラルフ・ウィンター
脚本:テリー・ジョージ ロビン・スウィコード
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
美術:ベンジャミン・フェルナンデス
衣装:ピエール=イブ・ゲロー
編集:スティーブン・ローゼンブラム
音楽:ガブリエル・ヤーレ

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