私が、約半世紀近くまで、会社を存続させてきたかってことを話しましょう。私はちょっといい加減ですが、絶えず前向きのポジティブな男です。
もちろん仕事は、一生懸命してきましたし、設計という仕事に対しては、絶えず精進しています。独立して、今年で、42年。半世紀とは行かないまでも、ひょっとしたらこれは、半世紀行きますな。(笑)
そんな私が、若かりしころから思っていたことがあります。それは、『自分を出来るだけ許す』てことです。ミスをしても、自分を責めず許します。(人間ですから)
仮に何かミスをして自分を責めた頃もありましたし、そんなときは反省もしました。しかし、「自分はなんてバカな奴なんだろう」とか、「もう、出来ないんだったら諦めてしまえ」なんてことは、一切言わなかった気がします。
仮に、自分自身を非難することは、自分を否定することに繋がります。そんなことをすると、自分のすることなす事、何でも間違っているという錯覚に落ち入ってしまい、ますますミスを繰り返すことになるだけです。
私は、大学時代に軽音楽部に所属してました。担当はトランペットです。この音楽の世界は、ミスをするとみんなに迷惑がかかります。ですから、ミスは許せません。
しかし、緊張して間違えるんですね、これが!
そうすると、卑下しちゃって、旨く演奏しようと思ってもなかなか手立てが無く、もとえは戻れないことがありました。
そうした時の解決策は、練習でした。只それのみです。練習しまくりましたね!
そうなんです、自分がミスをしても、「大丈夫、大したことじゃ無いよ」って心の中でつぶやくんです。その代わり練習は、止めたことはありませんでした。
そうすればね、以外とプレッシャーは緩和してミスの繰り返しをしなくなったのです。それは、良くなかった決定を悩まないことによって、なぜまちがった演奏をしたのかを、学習する余裕ができるからです。
そうすれば、今後、同じようなミスを繰り返さないための対策を立てることができる。それが練習を続けることに繋がるんです。
仕事だって同じです。
誰だって間違いや、ちょっとしたミスはありますよ!だって、それはわざとではないんですから。みじめな気分になることを、私は良しとしないし、人生の目標にしている人は、ひとりもいないはず。
ですから、あなたが仮にミスをしたときは、ミスをすることは正常で、だれでもミスをするのだということ。そして、自分が犯した全てミスは、自分で許せるということを忘れないようにしましょう。
(ちょっと勝手かな)
自分に寛大になり、ミスしたときに自分を攻めずにやさしくしましょう。そうすれば、きっと近い将来にはミスが無くなるし、避けることも出来ると私は確信します。
これも、シンクベターな考え方では無いでしょうか!
*最後に、これは私自身の思考であって、全ての人に当てはまるわけではありません。
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