原題:Enemy At The Gates 製作国:アメリカ/ドイツ/イギリス/アイルランド 製作年:2001年 上映時間:132分 ジャンル:ドラマ/戦争/ロマンス 私のおすすめ度:★★★★☆

戦争の悲惨さを実体験できるだけではなく、そのばに置かれた人の生き様がすごい!最低でも観ておきたい作品ですね!

作品情報・コメント

大枠の話は、ナチスドイツとソ連が全面対決した第2次大戦下の激戦地を舞台に、一撃必殺の腕前を誇る両軍の一流スナイパー同士が宿命の対決を繰り広げる戦争サスペンスうたってるサイトもあります。

しかし、ジャン=ジャック・アノー監督は、実在したスナイパーの極限状況における愛と苦悩を描きたかったと感じます。ちょっと重くなるかも知れないが、これは戦争ドラマと言ってもいいでしょう。

まずは冒頭のシーン。迫力満点で驚きです。あの「プライベート・ライアン」の冒頭にも匹敵する戦闘シーンです。河を渡ろうとするソビエト兵、そこにドイツ軍の急降下爆撃機が襲いかかる。

渡船はひとたまりもありません。怖がる兵を「逃げるな」と言って銃で撃ち殺す上官。当時のソビエト軍には良くある話だったと聞きますが…………..。ただ、観るに耐えない怖いシーンです。

この激戦の中、実在するヴァシリ・ザイツェフが目覚める。そして、狙撃兵として名を挙げプロパガンダに利用されるのがテーマかな。

同士との関わりや恋愛などを写しながら話は進みますが、とりわけ、これっていう面白さは感じません。緊張の度合いが上がったのは、やはり最後のシーンでしょう。

伝説となった天才スナイパー同士のシーンがあるのですが、双方の駆け引きが、とてもみどころでしたね!緊張感があって本当に手に汗を握るとはこのことですね。

ちょっと気にになるって言うか・・・・・。

そもそも、ソ連とナチスの話なのにソビエト兵のジュード・ロウ。またドイツ将校のエド・ハリスが、普通に英語で演じているのが不思議でした。まあええけど。

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
1942年9月。1カ月にわたり、ナチス・ドイツの猛攻にさらされてきたスターリングラードに、新兵として赴任してきたバシリ・ザイツェフ。

彼はウラルの羊飼いの家に育ち、祖父に射撃を仕込まれた天才スナイパーだった。やがて彼の射撃の腕はソビエト軍の志気を高めるために利用され、バシリは英雄へとまつりあげられていった。そして、ついにその日が…………………。(映画.comより)

作品データ

《キャスト》
出演:
ジュード・ロウ/ヴァシリ・ザイツェフ
ジョセフ・ファインズ/ダニロフ
レイチェル・ワイズ/ターニャ
エド・ハリス/ケーニッヒ少佐

《スタッフ》
監督:ジャン=ジャック・アノー
製作:ジャン=ジャック・アノー
製作総指揮:アラン・ゴダール
原作:ウィリアム・クレイグ
脚本:ジャン=ジャック・アノー
撮影:ロベール・フレース
音楽:ジェームズ・ホーナー

公開情報:劇場公開(日本ヘラルド映画)
初公開年月:2001/04/14

爺さん頑張ってます!
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