原題:Hanover Street 製作国:イギリス 製作年:1979年 上映時間:109分
ジャンル:戦争/ラブロマンス 私のおすすめ度:★★★☆☆/3.5点
作品情報・コメント
この作品は、ロンドンを舞台に、戦火の中で燃え上がる愛の行方を描いたラブストーリーです。主演はハリソン・フォード、共演にレスリー・アン・ダウンと豪華な二人です。
運命的な出会いを経た男女。たちまち恋に落ち、不安定な情勢の中でも束の間の休日を共に過ごし、ふたりは順調に愛を育んでいきますが、このような戦争作品によく見られるパターンです。
作品自体は前半は前述した内容に焦点がありますが、後半ではドイツ軍とのアクションが展開されます。
まさに『一粒で二度美味しい』状態の異色作品ですが、前半のメロドラマ部分の出来にはもう少し工夫が必要だったかなと感じました。
あまり好評価は得られなかったようですが、私にとっては思い出深い作品となりました。映画はその時々の心の中に訴えかけ、印象に残るものとなることがあります。
特に映画の舞台となる第二次世界大戦中のロンドンの雰囲気や戦争の緊張感がリアルに描かれており、歴史的な興味を引きます。
また、恋愛と戦争の要素が巧みに組み合わさり、恋人同士の切ない愛と戦争の過酷さという対照が印象的です。この対照が物語に深みと感動をもたらしています。
映画の中で再現された当時のロンドンの雰囲気は、ノスタルジックなムードを醸し出しており、J・バリーの音楽も素晴らしく映画を彩っています。
是非、ご覧になってください。
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
第二次世界大戦下のロンドン。空軍中尉ハロランと軍看護婦マーガレットは、運命的な出逢いをして、たちまち恋に落ちる。
不安定な情勢の中でも、つかの間の休日を共に過ごし、ふたりは順調に愛を育んでいく。だが、ハロランは知るよしもなかった。マーガレットが人妻だということを…。
そんなある日、マーガレットの夫が特殊任務のためドイツに潜入することに。そして、こともあろうに彼の輸送を担当するのはハロランだった。
作品データ
《スタッフ》
監督:ピーター・ハイアムズ
製作:ポール・ラザルス3世
撮影:デビッド・ワトキン
美術:フィリップ・ハリソン
衣装:ジョーン・ブリッジ
編集:ジェームズ・ミッチェル
音楽:ジョン・バリー
《キャスト》
出演:
ハリソン・フォード
レスリー=アン・ダウン
クリストファー・プラマー
アレック・マッコーエン
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1979年10月6日
最後にハリソン・フォードの恋愛ものってなかなかお目にかかれないですね。
この映画は、ヴィヴィアン・リー主演の古典的メロ・ドラマ「哀愁」をモチーフにしているような気がします。レスリー=アン・ダウンがとても魅力的で美しい!殿方は必見ですね。
長々とお付き合いありがとうございます。
乱文お許しください!
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