■出生名 | ■出生・出生地・死没 |
アート・ファーマー Arthur Stewart Farmer | 1928年8月21日 アメリカ合衆国 アイオワ州カウンシル・グラフ 1999年10月4日(71歳没) |
■楽器 | ■レーベル・その他 |
トランペット/フリューゲルホルン | プレスティッジ・レコード、アーゴ マーキュリー・レコード アトランティック・レコード、CTIレコード |
アイオワ州カウンシル・グラフにて双子の一人として生まれる。一緒に生まれたアディソン・ファーマーも、後年プロのベーシストとなり、しばしば兄弟共演も行われた。
ライオネル・ハンプトン楽団で活動した後、1953年にプレスティッジ・レコードと契約し、初のリーダー・セッションを行う。
同年にはクリフォード・ブラウンと共演。1957年から1958年にかけて、ソニー・クラークのレコーディングに参加。日本で人気の高い作品『クール・ストラッティン』でも、アートの演奏が聴ける。
(Wikipediaより)
コメント
アート・ファーマーは、モダン・トランペッターとしてマイルスにも方を並べるほど安定性と成熟さを兼ね備えたトランペッターだと感じていました。
だが、枠にとどまって破目をはずそうとしないので、「上手いけれどもスリルに乏しい!」という感も否めません。
ただ、スリル感はないけれど、いつでも何処でも彼の音を流していたら、何故か落ち着く気がします。
私の好きなアルバムのひとつが「モダン・アート」 (U. A. SR-3092)かな!
当時新人であったゴルソン、エヴァンスとともに、 新人の演奏はかくあるべしという見本のようなフレッシュなプレイを展開しています。
ファーマーにトミー・フラナガン以下のリズム・セクションが付き合った「アート」 (Glo. SMJ-7059) というのもファーマーの長所を生かした秀作です。
自選のポピュラー曲を縦横無尽に歌い上げる彼のプレイはまったく「巧い」の一言につきますな。
ちなみにユナイトから出た「ブラス・シャウト」 (SR-3036)と言うアルバムが出たときは、さすがに喜んだね!だって、ブラスオンリーだから!
大編成の演奏で凄くエキサイトして素晴らしい出来だったが、 このLPの事実上のリーダーはアレンジを担当したベニー・ゴルソンであったって聴いた時はビックリ!
そのゴルソンとファーマーが組んだ双頭コンボのジャズテットはメンバーの移動が激しくアレンジにも意外と新鮮味がなくて、それほど良いとは感じなかった!
これは失敗に終わった。(ファンには失礼!)
その後ジム・ホールを迎えて結成したカルテットは、誠に趣味の良いコンボであり好評を博したようだった。
「Interaction」 (At. S-1412) は彼らが残した最良の一枚である。
プレスティッジにもファーマーの名を冠したLPが数枚あったな!
その中では表題通り初期の演奏を集めた「アーリアート」 (Prest. MJ-7138) の 出来が一番良かったようにも感じます。
アート・ファーマーという人はデビューしたときからすでに良い意味で熟達していたのかもしれませんね!
いずれにせよ、学生時代は彼をよく聴きましたが、コピーはしなかったな!
乱文お許しください!
爺さん頑張ってます!↓ ↓ ↓