■出生名 | ■出生・出生地・死没 |
ジャッキー・マクリーン John Lenwood McLean | 1931年5月17日 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク 2006年3月31日(74歳没) |
■楽器・活動期間 | ■レーベル |
アルト・サックス 作曲家、教育職員 | プレスティッジ・レコード ブルーノート スティープル・チェイス |
彼のイメージは、「ずっこけアルト」っていうか、「変則アルト」ってイメージなんです。
嫌みではありませんし、好きなアルトサックスプレーヤーの一人ですから、ファンの人にはご容赦願います。
きっと、プレーする曲によって彼の個性が飛び出しすぎて、違いがあるのを私は感じています。
その代わりと言っては何なんですが、奏法はすごいもんを持っているんです。
しかし、たまに奇妙な音を出して私を驚かすって言うか、ビックリするプレーがあるんです。
私があまり、彼のことを理解していなかったってことかもしれません
しかし、その迫力あるど根性な奏法は、気合いが入って聴いてるほうも、グイグイ引き込まれます。
ジャンルを問わず、何にでも対応する彼のプレーは、昔から好きでした。
足跡&略歴
父はタイニーブラッドショウのバンドのギター奏者であった。
ハイスクール時代には既に、アルト・サックスの腕前は上達しており、ケニー・ドリューやソニー・ロリンズと共演。
その後は、学校をおえた彼は、バド・パウエルに音楽について教えられた。
51年10月、ソニー・ロリンズやアート・ブレイキーと共に、マイルス・デイヴィスのアルバム『ディグ』の録音に参加。
その後も何度かマイルスと共演。
55年に初リーダー作(AdLib) を吹込む。
55年から56年までポール・ブレイ、ジョージ・ウォーリントン、チャールス・ミンガスのグループに加わる。
と同時に、56年から58年までアートブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに参加。
その後、チューバのレイ・ドレイパーと組んで自己のカルテットを持ち、59年ブルーノートと契約を結ぶ。
68年に発売された「ニュー・アンド・オールド・ゴスペル」 (BN)では、オーネット・コールマンと共演するなど、ニュー・ジャズのコンセプションにも傾倒している。
64年来日。
60年代末は教育活動に専念し一時ジャズの一線から退いていたが、72年に突然、デンマークのスティープル・チェイスから新作が発表し、再び現役に復帰している。
76年3月ケニー・ドリュー・トリオを率いて来日した。81年には来日を予定されていたが、病気で中止となった。
代表作は、『4,5&6』 (Pres)、『レット・フリーダム・リング』(BN)、『ミーティング』(SC) などです。
爺さん頑張ってます!↓ ↓ ↓