過去、現在、未来?と、きっと図面屋でいると思われる私ですが、最近、コロナの影響でほとんど休み状態のなか、こんなことを考えていました。

それは、センスってやっぱり必要で、とても大切なコトなんだって感じていたのです。別に私がセンスがあるって言ってるのではありませんよ。

そこで、今日は図面屋(デザイナー・設計者)になるためのポイントを少々お話しましょう!

私思うに、そもそもデザイン力なんて、よほど独創性がないかぎり、この業界に従事するみなさんは、おそらく五十歩百歩だと感じます。(経験から) ということは、基本的センスを持っている人は、それなりの専門的な勉強や教養を身につければ、誰でも私と同じ仕事に就けると言うことなんです。

次に大切なことは、モノ(カタチあるモノ)の比較さえ理解すれば、誰でもがデザイナーや設計者になることが出来ると感じます。(ちょっと乱暴?)

40年前の過去を振り返り、その記憶を蘇られば、今はそう感じていますね。と言うのも、私など40年前にど素人ではじめた図面屋ですが、今現在までやってこれたのですから、また乱暴な言いかたですが、誰だって図面屋に成れると思います。

これについては、歳を重ねてきた私だから分かるんです。努力をすれば必ず成功すると!

ですから、この業界に少しでも興味があり挑戦しようとお考えの若人は、是非私と同業者になって欲しいですね。そしてもうひとつ大切なことは、やはり経験値を積むことでしょう。

独立当時は、変な施工屋の親父はいましたが、図面を教わる人がいなかった。それに、独学しようとしても、内装設計に関わる書籍などの類いはほとんどありません。そんなわけで、大変苦労しました。

毎日が苦労の連続でした。まあ、この仕事、職人のような仕事ですから近道は、まずありません。唯々、経験することです。大工の手伝い、塗装のアルバイト、それに展示会の設営とこの業界な関わるアルバイトや仕事をひっきりなしに探しながら生計を立てていました。

図面は見よう見まねで、以前から描いていたので、それなりに描いてはいましたが、使い物になるかは、?でしたね。

そうやこうや言うてる内に、今の私がいる訳なんです。話は大きくはっしょってしまった。ご容赦!

最後に、基本的なセンスは持って生まれたモノです。 いくら努力しても備わるモノではありません。 ただ、図面屋と言っても、そこには、2種類の図面屋がいます。

ひとつ目は、デザイン追求型です。 あくまで純粋なデザイナー志向ですし、こちらは、私の経験上やはり持って生まれたモノが無ければ、少々の努力じゃ成り得ないと感じます。

ふたつ目は、その他の図面屋は、どうかということを考えます。 まさしく今の私ですね!(昔はデザイナーでしたが・・・) 作図先行型であり、実施、施工図が専門の図面の職人さんでしょう。

これなら、基本的な知識をしっかり理解すれば、需要はきっとあるでしょう。さあ、どちらが良いかはいえませんが、その人の「人となり」で決まると思います。 ちょっと余計な話かもしれませんが、御参考までに!

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