
ペギー・スーの結婚((1986年・アメリカ))
フランシス・フォード・コッポラ監督が贈る、ほんのり切なくて心あたたまるタイムスリップ・ファンタジー。
ペギー・スーは、かつて愛し合った高校時代の恋人チャーリーと結婚したものの、今は浮気が原因で別居中。
そんなある日、彼女は高校の同窓会で“クイーン”に選ばれ、興奮のあまりその場で気を失ってしまう。
目を覚ますと——そこは、25年前の高校時代。姿は若いまま、心は大人のまま。過去に戻ったペギー・スーは、もう一度人生をやり直すチャンスを手にする。
青春のきらめき、家族の思い出、そしてチャーリーへの想い——時間旅行のなかで、彼女が見つけた“ほんとうに大切なもの”とは。
現在と過去を行き来する難役を演じたキャスリーン・ターナーの熱演にも注目。
作品情報
放送日時:7月14日(月)
午後1:00~午後2:44 内容時間:1時間44分
原題:PEGGY SUE GOT MARRIED
監督:フランシス・フォード・コッポラ
音楽:ジョン・バリー
出演:キャスリーン・ターナー、ニコラス・ケイジ、ジム・キャリー、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラ ほか
恐怖のメロディ(1971年・アメリカ)
クリント・イーストウッド、記念すべき初監督作。静かな狂気がじわじわと迫る、傑作スリラー。
ローカル局の人気DJ、デイブ。彼の番組に毎晩“ミスティ”をリクエストする女性がいた。
ある晩、バーで出会った女性・エブリンがそのリクエスト主と知り、軽い気持ちで一夜を共にする。
だが、それは悪夢の始まりだった。以後、デイブはエブリンから執拗につきまとわれ、次第に彼女の狂気が露わになっていく——。
イーストウッドのクールな魅力と、初監督とは思えぬ緊張感あふれる演出が光る一本。名匠ドン・シーゲルが友情出演しているのもファンには嬉しい見どころ。
作品情報
放送日時:7月15日(火)
午後1:00~午後2:43 内容時間:1時間43分
原題:PLAY MISTY FOR ME
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ジェシカ・ウォルター、ドナ・ミルズ、ドン・シーゲル ほか
王になろうとした男(1975年・アメリカ)
ショーン・コネリー×マイケル・ケイン、伝説級コンビが放つ冒険ロマン。
名匠ジョン・ヒューストンが、キプリングの原作をもとに壮大なスケールで描いたアドベンチャー大作。
19世紀末、かつての栄光に飢えた元英国兵のカーネハンとドラボットは、中央アジアの奥地・カフィリスタンで“王”として君臨することを夢見て、無謀ともいえる旅へと出発する。
盗賊、山賊、過酷な自然をかいくぐり、ようやくたどり着いた秘境の村で、彼らは英国式の軍事教練を施し、現地の信頼を獲得。
だが、権力と神格化に酔いしれた先に待っていたのは——思いがけない運命だった。歴史・冒険・風刺が絶妙に絡み合う、古き良き男たちの夢と野望の物語。
作品情報
放送日時:7月16日(水)
午後1:00~午後3:10 内容時間:2時間10分
原題:THE MAN WHO WOULD BE KING
監督・脚本:ジョン・ヒューストン
出演:ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファー・プラマー ほか
マンデラ 自由への長い道(2013年・イギリス/南アフリカ)
南アフリカの闇に挑み、歴史を変えた男——ネルソン・マンデラ。
アパルトヘイト撤廃の象徴となった彼の波乱の人生を描く、力強い伝記ドラマ。
若き弁護士マンデラは、不当な差別に満ちた社会に怒りを覚え、やがて反アパルトヘイト運動の最前線へと身を投じていく。
理不尽な弾圧のなかで過激な闘争に踏み込んだ彼は、終身刑を宣告され、27年もの獄中生活を余儀なくされる。
しかし、自由を奪われたその中でも、彼の意志は折れなかった——希望を失わず、やがて国を変えるための“対話”へとたどり着く。
ネルソン・マンデラを演じたのはイドリス・エルバ。重厚な演技で、その生き様に迫る。
魂を揺さぶる主題歌はU2による書き下ろし。
作品情報
放送日時:7月17日(木)
午後1:00~午後3:28 内容時間:2時間28分
原題:MANDELA:LONG WALK TO FREEDOM
監督:ジャスティン・チャドウィック
原作:ネルソン・マンデラ
出演:イドリス・エルバ、ナオミ・ハリス、トニー・キゴロギ、リアード・ムーサ ほか
大いなる決闘(1976年・アメリカ)
チャールトン・ヘストンとジェームズ・コバーン、ふたりのスターが激突する本格西部劇。元保安官と脱獄犯、かつての因縁が再び火を吹く。
引退後、娘スーザンと静かな日々を送っていた元保安官サム。だが、かつて逮捕した凶悪犯プロボが仲間とともに脱獄したと知り、長く封印していた過去が蘇る。
プロボの狙いは、自分の命——そう確信したサムは、迎え撃つ覚悟を決める。だが、プロボの手はサムの娘にまで及び、復しゅうの火種は一気に燃え上がる。
監督は『シェナンドー』など数々の西部劇を手がけたアンドリュー・V・マクラグレン。
作品情報
放送日時:7月18日(金)
午後1:00~午後2:39 内容時間:1時間39分
原題:THE LAST HARD MEN
監督:アンドリュー・V・マクラグレン
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:チャールトン・ヘストン、ジェームズ・コバーン、バーバラ・ハーシー ほか
裏窓(1954年・アメリカ)
映画史に輝く“サスペンスの巨匠”アルフレッド・ヒッチコックが、その演出力を存分に発揮した傑作。
事故で足を骨折し、部屋に閉じこもることになったカメラマンのジェフ。暇を持て余した彼は、裏窓越しにアパートの住人たちの生活を覗き見して過ごしていた。
そんなある日、向かいの部屋から姿を消した女性に気づく。
住人は、以前から夫婦喧嘩の絶えなかったセールスマン夫婦。ジェフは、夫が妻を殺したのではないかと疑いを抱き、恋人のリザ、そして看護師のステラとともに調査を始めるが——。
優雅で聡明なリザを演じたグレース・ケリーの気品ある美しさも、本作を語る上で欠かせない。
作品情報
放送日時:7月19日(土)
午後9:00~午後10:54 内容時間:1時間54分
原題:REAR WINDOW (1954年・アメリカ)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:コーネル・ウールリッチ
出演:ジェームズ・スチュワート、グレース・ケリー、セルマ・リッター ほか
今回も長々とお付き合いありがとうございました!
尚、乱文はお許しください!
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