プレミアムシネマ「栄光のランナー/1936ベルリン」<字幕スーパー> 8/3(木)13:00〜15:16

原題:Race 製作年度:2016年 製作国:フランス・ドイツ・カナダ合作 上映時間:134分/G
ジャンル:自伝 私のおすすめ度:★★★★☆/4.0点

いつになっても、スポーツと戦争のテーマはつきない! それに人種問題も!

作品情報・コメント

昨今、ロシアのウクライナ侵攻で、スポーツの国際大会からロシア人が締め出され、差別問題が浮き彫りになっている中、今回の作品も政治とスポーツの関係の複雑さを感じさせる。

映画はヒトラー統治下のドイツで行われた1936年感じがすう。のベルリン・オリンピックに焦点を当てていて、当時のナチス・ドイツはユダヤ人差別国家であり、アメリカを含む一部の国々はボイコットを主張していました。

その中でIOCのブランデージが参加を実現させる役割を果たした。ちょっとブランデージという人物の影の部分に興味を持ちましたね。

主人公である黒人ランナーのジェシー・オーエンスは、オリンピックに出場し黒人の実力を示すために参加を決断し、ベルリンで彼は4つの金メダルを獲得する。

が、当初は競技場に慣れていなかったため実力を発揮できず苦悩。

しかし、ドイツ選手で同じ競技のヨーロッパ・チャンピオンだった人物が彼を助け、フェアプレイを重んじた結果、彼は金メダルを逃してしまう。

これによってヒトラーの怒りを買うことになります。このあたりは見所だったような!

スポーツと政治の結びつきを浮き彫りにし、ドイツ人にもフェアプレイを重んじる人物がいたことを伝える秀作でした。スポーツを通して世界の複雑さを強く感じさせられましたな。

動画とあらすじ

《ざっくりあらすじ》
ジェシー・オーエンスは貧しい家庭で育ちながらも、中学時代から陸上選手として類稀な才能を発揮。家族の期待を背負い、オハイオ州立大学に進学した彼はコーチのラリー・スナイダーと出会う。

オリンピックで金メダルを獲得するため、スナイダーによる厳しい特訓に耐え抜き、大学陸上競技大会の1つ、ビッグ・テン選手権で世界新記録3つとタイ記録1つを樹立するまでの選手へと成長する。

が、当時のアメリカ国内ではナチスへの反対からオリンピックのボイコットの声が高まる。

さらに、ナチスの人種差別政策により、黒人であるオーエンスにとっては参加が難しい状況であり、アメリカ黒人地位向上委員会からもオリンピック不参加を勧める申し出があり、これにより彼は大いに苦悩することに…..。

作品データ

《スタッフ》
監督スティーブン・ホプキンス
製作ジーン=チャールズ・レビ スティーブン・ホプキンス
製作総指揮ジョナサン・ブロンフマン デビッド・ギャレット アル・マンティーヌ マーク・スローン ティエリー・ポトク
脚本ジョー・シュラプネル アナ・ウォーターハウス
撮影ピーター・レビ
美術デビッド・ブリスビン
音楽レイチェル・ポートマン

《キャスト》
出演:
ステファン・ジェームズ/ジェシー・オーエンス
ジェイソン・サダイキス/ラリー・スナイダー
ジェレミー・アイアンズ/アベリー・ブランデー
ウィリアム・ハート/エレミア・マホニー
カリス・ファン・ハウテン/レニ・リーフェンシュタール
ルース・ソロモン/シャニース・バンタン

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