ジャンル:人種差別、社会派ドラマ 私のおすすめ度:★★★★☆
作品解説・コメント
1923 年にアメリカで実際に起こった人種差別が原因による未曾有の悲劇を映画化した社会派ドラマ。
フロリダ州のローズウッドが舞台で、白人女性の偽証が白人住民による黒人住民への集団暴行と虐殺へと繋がる過程と、その中で黒人住民を守ろうとする白人男性の姿が描かれる。
実際の事件でも最終的に町の全住人が、殺されるか家を焼かれて逃げ出すことを余儀なくされた記述が残っているらしい。
そして、わずか数日間でローズウッドは 消滅してしまうのです。
その後この事実が初めて明るみに出るのは、82年にローカル紙の記者が生存者に取材し記事にした時で、実に事件発生から60年を経てのこと。
如何に白人と黒人の確執があるのか、我々日本人為は理解しがたいところは感じます。
この手の映画は、他にも多く見受けら れますが、この作品もリアルに描けている1本です。なぜなら日常的に起こりえる何でもないことからの事件だからだと思います。
この当時は、何か悪いこととな れば、黒人の責務だったようです。嘆かわしいことです。
動画とあらすじ
《ザックリあらすじ》
1923 年にアメリカで実際に起こった人種差別が原因による未曾有の悲劇を映画化した社会派ドラマ。黒人が暮らすフロリダの小さな町ローズウッドを舞台に、一人の白人女 性の偽りの証言が、近隣の白人住人による黒人住人への集団リンチ、集団虐殺へと発展して行く。
監督は「ボーイズ’ン・ザ・フッド」のジョン・シングルトン。主演はジョン・ヴォイトとヴィング・レームズ。
作品データ
ジョン・ヴォイト
ヴィング・レイムス
ブルース・マッギル
ロバート・パトリック
ドン・チードル
ローレン・ディーン
エスター・ローレ
エリゼ・ニール
マイケル・ルーカー
キャサリン・ケルナー
公開情報:劇場未公開・ビデオ発売
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