勇イーストウッド監督の第5作

原題:The Outlaw Josey Wales 製作国:アメリカ 製作年:  1976年 上映時間:137分 
ジャンル:西部劇 私のおすすめ度:★★★☆☆/3.7点

作品解説とコメント

《作品解説》
アメリカ合衆国建国200周年記念映画だったそうですが、クリント・イーストウッド監督の第5作です。

アメリカ南北戦争末期。家族を北軍ゲリラに殺され、復讐の旅に出た南部の農民ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)の生き様が描かれている。

共演にソンドラ・ロック、ジョン・バーノン、チーフ・ダン・ジョージ。脚本はフィリップ・カウフマン。

アウトローってタイトルだから、ひとり黙々と西部を彷徨い、人殺しや強奪するストーリーかと思ったが・・・・。

昔々に観たもんですから、全く中身が分かっていなかった。ご容赦!

そのアウトローとは、当時の南北戦争終結後、南軍にも北軍にも属さずに生きることだったんですね。

私もガキの頃には、お定まりの西部劇だったんですが、最近では、ほとんど観ること無く、人種差別映画をよく観ていました。

イーストウッド氏も人種問題を取り上げていた作品があり、ここでも人種というものを旨く表現しているように感じました。

インディアンとの繋がりや、その男同士の約束。単なる復讐劇で無く、そこにあるのは、弱者には手を貸し、助けるという正義感が漂ってました。

私が口にしたこと!「アウトローっていうタイトルの割には、最後には、人種を越えたファミリーになって生活しはじめてるやん。犬も一緒やし。」

よく出来た、イーストウッドタッチの人情味豊かにならず者を描いた異色西部劇でした。復讐劇だったのですが、最後ほんのちょっりりでした。

動画とあらすじ

それでは、ザックリとあらすじを!
南北戦争末期の頃、北軍に妻子を殺された農夫のジョージー・ウェールズは、復しゅうを誓ってゲリラ隊に加わった。

しかし、終戦となり無条件降伏した仲間たちは虐殺され、ジョージーは討伐隊や、賞金稼ぎの殺し屋に追われる身となった。

1人になってしまったジョージーは、誰にも屈せずに抵抗を繰り返していく・・・・・・。

作品データ

タイトル:アウトロー
原題:The Outlaw Josey Wales
製作国:アメリカ
製作年:1976年
上映時間:137分
ジャンル:西部劇
配給:ワーナー・ブラザース映画

スタッフ・キャスト
監督:クリント・イーストウッド
脚本:フィリップ・カウフマン ソニア・ケムス
製作:ロバート・デイリー
出演:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、チーフ・ダン・ジョージ、ビル・マッキーニー

以上、私のシネマノートでした。

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