Hub-Tones / Freddie Hubbard
ハブ・トーン/ フレディ・ハバード

フレディ・ハバードの代表作のひとつで、学生時代はこればっか聴いてましたね。リー・モーガンから始まり、アート・ファーマーそして、フレディで落ち着いた私の大学生活でした。

このアルバムはブルーノートで彼のトランペットの輝きが存分に発揮された作品だと確信します。

時としてハバードの演奏には、味気ないフレーズや音色の貧弱さが指摘されることもありますが、このアルバムでは彼の最高の才能が開花、心地よく豊かなサウンドが響き渡ります。

特に「You’re My Everything」では、歌心溢れる演奏と厚みのある音色が際立ちます。また、「Hub-Tones」では、よりハードな面を見せ、充実した演奏が展開されています。

先輩トランペッターであるケニー・ドーハムやドナルド・バード、そして同世代のライバルであるリー・モーガンとは一線を画す新たな魅力がありました。

ハード・バップの伝統から出発しながらも、様々なアイデアやテクニックを取り入れ、新たな流れを築いたハバードの成長が感じられる作品です。

手元に置いて、いつでも心地よく聴きたくなる名盤です。
ちなみに、Lament For Booker』では、最高に歌ってます。聴き惚れますw

Track&Personal

Track
1. You’re My Everything
2. Prophet Jennings
3. Hub-Tones
4. Lament For Booker
5. For Spee’s Sake
6. You’re My Everything [Alternate Take]
7. Hub-Tones [Alternate Take]
8. For Spee’s Sake [Alternate Take]

Personal
Freddie Hubbard (tp)
James Spaulding (as,fl)
Herbie Hancock (p)
Reggie Workman (b)
Clifford Jarvis (ds)

Recorded 1962.10

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